Tatiana Chernichka (タチアナ・チェルニチカ)
ピアニスト
Tatiana Chernichka (タチアナ・チェルニチカ)。ロシアの女性ピアニスト。
ロシアのノボシビルスク出身。ノボシビルスクの才能ある若者のためのM. I. グリンカ音楽院の音楽学校で初期の訓練を受け、メアリー・レーベンソン教授の指導を受けた。2003年からミュンヘンに住み、エリソ・ヴィルサラーゼに師事。2011年にザルツブルクの「モーツァルテウム」で優秀な成績で修士号を取得し、そこでクラウス・カウフマン教授の指導を受けた。10歳のときドイツのゲッティンゲンで開催されたショパン国際コンクールで第1位を獲得。2年後に初のソロリサイタルを開催し、ノボシビルスク交響楽団とフランツ・リストのピアノ協奏曲第1番変ホ長調を演奏した。以来、数多くのコンクールで成功を収めている。イタリアのボルツァーノで開催された第58回フェルッチョ・ブゾーニ国際ピアノコンクールで第3位を受賞したほか、バルセロナで開催された第60回マリア・カナルスコンクールでも優勝。また、ブリュッセルの有名なエリザベート王妃コンクールでファイナリストにも選出された。ブゾーニ国際ピアノコンクールの優勝者として、エッセン、ボルツァーノ、レイキャビクで、アルフレッド・ブレンデルのマスタークラスに参加する機会を得た。その後ドイツ国内だけでなく、ヨーロッパやロシア全土で演奏を行い、イタリアの「アルモニー・ソット・ラ・ロッカ」、モスクワの「ムジカル・クレムリン」、エッセンの「ルール・ピアノ・フェスティバル」などの音楽祭にゲスト出演しました。また、イスラエルのテルハイ・ピアノ・マスタークラスにも参加した。これまでにザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、イスラエル交響楽団、「ムジカ・ヴィヴァ」管弦楽団、グスタフ・マーラー・アカデミー管弦楽団、ポーランド室内管弦楽団「AUSKO」などのオーケストラと共演。2009年からミュンヘン音楽大学と伴奏契約を結んでいる。2018年にショパンの練習曲集作品10，25を収録したアルバムをリリース。
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