Vadym Kholodenko (ヴァディム・ホロデンコ)
ピアニスト
Vadym Kholodenko (ヴァディム・ホロデンコ)。ウクライナの男性ピアニスト。1986年9月4日生まれ。
ウクライナのキエフ生まれ。13歳の時にアメリカ、中国、ハンガリー、クロアチアでコンサートデビュー。2005年にモスクワに移り、チャイコフスキー記念モスクワ音楽院でヴェラ・ゴルノスタエヴァに師事。2004年のマリア・カラスグランプリで第1位、2006年のジーナ・バッカウアー国際ピアノコンクール第3位。2010年には第4回仙台国際音楽コンクールにおいて第1位を受賞。2013年のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝。ヴァン・クライバーンコンクールでの最終ラウンドでレナード・スラットキン指揮のフォートワース交響楽団と演奏を披露。航空機内で書いたと言われるモーツァルト、ピアノ協奏曲第21番のカデンツァは非常に高い評価を受けた。2013年から2014年にかけてヴァン・クライバーンコンクールの優勝者として全米でコンサートを行った。これまでにユリ・バシュメット、ウラディーミル・スピヴァコフ、コンスタンティン・オルベリアンらと共演。2009年にリスト、ラフマニノフ、メトネルの作品を収録したアルバムをリリース。ヴァイオリニストのアリョーナ・バーエワとデュオとしての録音もある。2016年に2人の娘が妻のソフィア・ツガンコヴァに殺害されるという事件が起きた(妻は逮捕後、精神疾患のため精神病院に入院)が、ホロデンコは力強く演奏活動を続けている。日本にも度々来日しており。2019年にも豊洲シビックセンターホールでリサイタルを開催し、スクリャービン、ゴドフスキー、プロコフィエフのピアノ作品の演奏を披露している。
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