Vladimir Ashkenazy (ヴラディーミル・アシュケナージ)
ピアニスト
Vladimir Ashkenazy (ヴラディーミル・アシュケナージ)。ロシアの男性ピアニスト。1937年7月6日生まれ。
20世紀後半から21世紀初めにかけて活躍したソロピアニスト、室内楽演奏者、指揮者。 旧ソ連のゴーキー(現在のロシアのニジニ・ノヴゴロド)で、ピアニスト兼作曲家のダヴィッド・アシュケナージと女優のイェフストリア・グリゴリエフナの下に生まれた。6歳からピアノを始め、8歳でモスクワ中央音楽学校に入学し、アナイダ・サンバチャン(Anaida Sumbatyan)に師事した。モスクワ音楽院で、レフ・オボーリンとボリス・ゼムリアンスキーに師事。1955年にワルシャワで開催されたショパン国際ピアノコンクールで第2位、1956年にブリュッセルで開催されたエリザベート王妃音楽コンクールで第1位を獲得。さらに1962年のチャイコフスキー国際コンクールでイギリスのピアニスト、ジョン・オグドンとともに第1位を獲得した。著名なオーケストラやソリストと数多く共演し、さらに、数多くの録音を残しており、5つのグラミー賞とアイスランドのファルコン勲章を受賞している。ピアニストとしてだけでなく、指揮者としても活躍し、1987年から1994年までロイヤルフィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者、1998年から2003年までチェコフィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務めた。1972年からアイスランド市民権を保持し、1978年からスイスに住んでいる。2020年1月17日にアシュケナージの所属しているハリソン・パロットより、演奏活動を引退したことが発表された。
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