Yumeko Mochizuki (望月優芽子)

ピアニスト 日本 (Japan)

Yumeko Mochizuki (望月優芽子)。日本の女性ピアニスト。

3歳よりピアノを始める。桐朋学園女子高校音楽科、同大学卒業。同大学研究科ピアノ科修了。ピアノを高柳朗子に、室内楽を岩崎淑、有田正広に師事。その後フランスに渡り、パリとマルセイユ・国立地方音楽院にて、第二次世界大戦後のフランスを代表するピアニスト、サンソン・フランソワの唯一の弟子であるブルーノ・リグットに師事。パリ・エコールノルマル高等音楽院にて同学院演奏家コース修了にあたり、審査員満場一致にて国家演奏家資格を授与される。20世紀を代表するピアニスト、アリシア・デ・ラローチャにも師事し、スペイン音楽の魅力に惹かれ、レパートリーに加えている。これまでカントゥ国際ピアノコンチェルトコンクールにてロマン派・古典派両部門セミ・ファイナリスト、クレ・ドールコンクールにて第1位受賞。マリア・カナルス国際コンクールにて名誉ディプロマ賞、サン・ノム・ラ・ブレティッシュ国際コンクールにて最高位受賞、ならびに日仏友好賞・聴衆賞・課題曲賞を受賞した。ブルーノ・リグットとは日本とフランス数々のピアノデュオコンサートを行い好評を博す。国内外の国際音楽祭にも多々招待され、また慈善協会でピアニストとして所属し、音楽を通して医学の発展や病気の子供たちに収益金を寄付する活動を率先して行った。指揮者の山田和樹によるフランス音楽をテーマにした朝日カルチャー講座でソロピアニストに抜擢され、また同氏による指揮で日本フィルハーモニー交響楽団のソリスト団員としてダリウス・ミヨーの「世界の創造」を東京サントリーホールにて共演した。フランス・ビュシーサンジョルジュ音楽院、ランス国立地方音楽院でのピアノ科、室内楽科の教師を経て、現在後進の指導に精力的に携わっている。国内外でソロはじめ、室内楽でも数々の演奏者と共演している。フランスに長らく在住していたが、2022年に帰国。録音では、2012年にヴァイオリニストの神谷未穂との「Bouquet de France」、2022年にオクタヴィア・レコードより「レ・ダンス・フランセーズ ~フランスピアノ作品集」をリリースしている。

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