Claire Chevallier (クレール・シュヴァリエ)
ピアニスト
Claire Chevallier (クレール・シュヴァリエ)。ベルギーの女性ピアニスト。1969年生まれ。
ベルギー系フランス人ピアニストで、フォルテピアノを専門としている。 ナンシーとストラスブールの音楽院（エレーヌ・ボスキのクラス）でピアノを学び、パリでブルーノ・リグットに師事した。その後、ブリュッセル王立音楽院でジャン＝クロード・ヴァンデン＝アインデン（Jean-Claude Vanden Eynden）とギィ・ヴァン・ワース（Guy Van Waas）のもとで研鑽を積み、ピアノと室内楽で1等賞を受賞。ヨス・ファン・インマージールのマスタークラスでフォルテピアノに魅了され、音楽家として、また研究者として、楽器の歴史的背景とその技術的進化に興味を持つようになった。2004年よりブリュッセル王立音楽院でフォルテピアノを教えている。2007年より、ブルージュのムジカ・アンティクワ音楽祭が主催するフォルテピアノ国際コンクールの審査員を務めている。また、第1回フレデリック・ショパン国際ピリオド楽器コンクールの審査員も務めてい。フランク、サン＝サーンス、フランシス・プーランクの2台ピアノのための作品をエラールのピアノで録音している（ヨス・ファン・インメルセールとの共演）。また、ムソルグスキーの「展覧会の絵」やラヴェルの「左手のためのピアノ協奏曲」（ブルージュのアニマ・エテルナ・オーケストラと共演）も録音している。また、アルバム『Fever』（La dolce volta/Harmonia Mundi）に収録されたリストの「聖フランソワの伝説」の両方をエラールのピアノで演奏している。
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