Clelia Iruzun (セリーナ・イルズン)
Clelia Iruzun (セリーナ・イルズン)。ブラジルの女性ピアニスト。1963年生まれ。
4歳でピアノを始め、マリア・アウグスタ・ブラジル・ダ・シルヴァとドゥルセ・ヴァズ・デ・シケイラからピアノを習い始めた。7歳の頃からいくつかのピアノコンクールに参加し、多くの賞を受賞。9歳でリオデジャネイロ大学音楽学部に入学し、アンナ・カロリーナ・ペレイラ・ダ・シルヴァとアルナルド・コーエンに師事した。幼い頃から、ジャック・クラインやネルソン・フレイレなどのピアニストや、作曲家のフランシスコ・ミニョーネやアルナルド・レベロのために演奏し、彼らから作品の献呈を受けた。また、ルース・セローネ、ミゲル・プロエンサのレッスンを受けた後、ロンドンに渡り、マリア・クルチオに師事。さらに英国王立音楽院に入学し、ピアノをクリストファー・エルトンに、指揮をコリン・メターズに師事した。1988年にリサイタル・ディプロマを取得して卒業。英国王立音楽院卒業後は、ノレッタ・コンチ、クラウディオ・アラウの弟子であるメルセス・デ・シルヴァ・テレスに師事。また、スティーブン・コヴァチェヴィッチやフー・ツォンのもとでも演奏している。タンブリッジ・ウェルズ国際コンクール、パロマ・オシェイ国際ピアノコンクール、サラゴサのピラール・バヨナ国際コンクールなど、多くの国際コンクールで入賞。1988年にウィグモアホールでデビューして以来、上海のグランドシアターやシティシアター、北京の紫禁城コンサートホールや北京大学コンサートホールなど、ヨーロッパ、北欧、アメリカ、中国、ブラジルの各地で演奏活動を行っている。また、毎年ツアーを行っている母国ブラジルでは、リオデジャネイロとサンパウロのテアトロ・ムニシパル、サラ・セシリア・メイレレスなどでコンサートを行っている。スペインやラテンアメリカの作曲家の作品を含む25曲以上のピアノ協奏曲や室内楽曲を演奏している。コンサートでは、クラシックやロマン派音楽と、特にラテンアメリカの作曲家による新しい音楽との融合を試みている。ブラジルの作曲家の作品を数多く初演しており、イギリスではエンリケ・オズワルドのピアノ五重奏曲とハイター・ヴィラ=ロボスの八重奏曲、サウスバンクセンターとウィグモアホールではジョアン・ギルヘルム・リッパーのピアノソナタ、ピアノとギターのためのデサフィオ、マルロス・ノブレのソナタ・ブレーベなどを演奏している。イギリスでブラジル音楽を紹介することを目的としたフェスティバル「Brazil Three Centuries of Music」を設立した。ヴィラ=ロボスをはじめとするラテンアメリカの作曲家から、メンデルスゾーンやエリザベト・マコンチのコンチェルトまで録音を行っている。
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