Eileen Joyce (アイリーン・ジョイス)
Eileen Joyce (アイリーン・ジョイス)。オーストラリアの女性ピアニスト。1908年1月1日生まれ。1991年3月25日没。
オーストラリアのジーハン生まれ。カナンオピン、ボールダーと移り住んだ。貧しい中でも両親は音楽の勉強を進めさせ、10歳からピアノを始めた。後のパリのラムルー管弦楽団のヴァイオリン奏者となる Charles Schilskyに才能を見いだされ、Schilskyはパースのローマカトリック大司教に頼んで、ジョイスが修道学校でで学校に通い続けられるように取り計らった。彼の尽力もあってジョイスは一流の音楽学校で音楽教育を受けられるようになり、1927年から1930年にかけてライプツィヒ音楽院でロベルト・タイヒミュラーの下でピアノの研鑽を積んだ。ロンドンの英国王立音楽大学でマイラ・ヘスのアシスタントとなり、トバイアス・マッセイに師事した。1930年にプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番を演奏してデビュー。1930年代から1940年代にかけての録音で世界的に有名になった。1947年にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と共演してクララ・シューマン、ゾフィー・メンター、テレサ・カレーニョに並ぶピアニストととして批評家から絶賛された。1950年代にアメリカ、ロンドンで演奏を行い高い評価を受けた。全盛期には、1回のコンサートで協奏曲を2曲演奏するなど精力的に演奏活動を行っていた。特に1940年代から1950年代にかけて「Marathon Concerts」というコンサートシリーズを開催し、一晩で4つの協奏曲を演奏するという離れ業を行っている。1960年には当時のインド首相のジャワハルラール・ネルーも招いて、インドでコンサートを行った。同年の香港のコンサートで引退を表明して演奏活動の第一線から退いた。
"アイリーン・ジョイス"のおすすめCD、MP3をAmazonで購入
"アイリーン・ジョイス"のおすすめYoutubeビデオ
Eileen Joyce plays Bach Prelude & Fugue in A minor BWV 944
Eileen Joyce (1946)
Eileen Joyce plays Brahms Intermezzo in C major opus 119 no. 3
EILEEN JOYCE plays Debussy Clair de lune Suite Bergamasque
Interview with pianist Eileen Joyce
EILEEN JOYCE plays RACHMANINOFF 2ND CONCERTO 3 MOV 1941
Eileen Joyce Dohnanyi Rhapsody in C Major Op.11 No.1
Eileen Joyce plays Schlozer - etude in A flat major op.1 no.2
EILEEN JOYCE plays GRANADOS ALEGRO DI CONCIERTO
Eileen Joyce (1908-1991) plays Faure Impromptu op.31 Rec.1940s