Eteri Andjaparidze (エチェリ・アンジャパリゼ)
Eteri Andjaparidze (エチェリ・アンジャパリゼ)。ジョージアの女性ピアニスト。1956年9月15日生まれ。
グルジアのトビリシ生まれ。母親から初めてピアノのレッスンを受けた。父はボリショイ歌劇場の主要テノール歌手であるズラブ・アンジャパリッツェ(1928-1997)、母はコンスタンチン・イグムノフのピアノ系統であるアレクサンダー・イオヘレスの弟子であるピアニストのイヴェッタ・バハタッツェというグルジアのトビリシの音楽家一家に生まれた。モスクワ国立チャイコフスキー音楽院でハインリッヒ・ノイハウスの弟子であるヴェラ・ゴルノスタエワに師事した。5歳でトビリシの才能ある子供のための特別音楽学校(メリ・チャブチャニゼのピアノスタジオ)に入学し、9歳でソロリサイタルやグルジア国立交響楽団のソリストとしてデビューした。1974年にモスクワで開催された第5回チャイコフスキー国際コンクールでは最年少で第4位、モントリオール国際ピアノコンクールではソ連のピアニストとして初めてグランプリを獲得し、人民友好勲章、名誉勲章、グルジア人民芸術家賞などを受賞。世界各地でソロやコラボレーションのリサイタルを開催し、主要なオーケストラや指揮者のゲストソリストとしても活躍している。ソロアルバムは、グラミー賞やドイツ・シャルプラッテン賞にノミネートされている。現在、ニューヨーク大学スタインハート音楽院とマネス音楽院のピアノ講師を務めるほか、デポール大学、ニューヨーク州立大学、モスクワ国立音楽院、トビリシ国立音楽院などで教鞭をとり、世界各地でマスタークラスを開催している。
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