Jon Nakamatsu (ジョン・ナカマツ)
Jon Nakamatsu (ジョン・ナカマツ)。アメリカの男性ピアニスト。1968年生まれ。
サンノゼの電気技師であるデイヴィッド・Y・ナカマツと、市職員のカレン・F・マエダ・ナカマツの間に生まれた(両親はハワイ生まれ)。1974年、6歳よりマリーナ・デリーベリーにピアノを個人的に師事。アルトゥール・シュナーベルの息子であるカール・ウルリッヒ・シュナーベルに師事したこともある。スタンフォード大学でドイツ学の学士号と教育学の修士号を取得。1986年、カリフォルニア州サラトガのプロスペクト高校卒業。2000年カリフォルニア州ロスアルトス・ヒルズのフットヒル・カレッジ(コミュニティカレッジ)で準学士号(正式には学位取得)、1991年カリフォルニア州スタンフォード大学でドイツ学の学士号取得 、1992年、カリフォルニア州スタンフォード大学院教育学部で教育学の修士号取得。1997年6月、テキサス州フォートワースで開催された第10回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで金賞を受賞、アメリカ人として初の受賞となった。コンクール終了後、高校のドイツ語教師を辞め、クラシックピアニストとしての道を歩み始めた。大学・大学院在学中は、音楽院への進学や音楽の専攻はしなかった。2005年夏、サンノゼ・ユース・シンフォニーとラフマニノフ・ピアノ協奏曲第2番を演奏するためスペイン・ツアーを行い、2007年6月にはペニンシュラ・ユース・オーケストラと同曲をブダペスト、プラハ、テプリツェに演奏するツアーを行った。2008年夏には、スタンフォード交響楽団と中国へのツアーを行い、ガーシュウィンの「Rhapsody in Blue」を演奏した。1997年以降、複数の国際ピアノコンクールの審査員を務めるほか、ヴァン・クライバーン財団、スタンフォード大学、ジュリアード音楽院など、数多くの教育機関にゲストスピーカーとして招かれている。
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