Lucette Descaves (リュセット・デカーヴ)
ピアニスト
Lucette Descaves (リュセット・デカーヴ)。フランスの女性ピアニスト。1906年4月1日生まれ。1993年4月15日没。
パリ生まれ。母親の勧めでピアノを始め、パリ国立高等音楽院(ガブリエル・フォーレがトップを務めていた)でマルグリット・ロンの下でピアノの研鑽を積んだ。1941年から1976年までパリ国立高等音楽院でアノの教授を務めた。教育者として有名で、教え子には、ジャン=イヴ・ティボーデ、ブリジット・エンゲラー、パスカル・ロジェ、ラベック姉妹らがいる。ソリストとしては、フィリップ・ゴーベール、シャルル・ミュンシュ、アンドレ・クリュイタンスなどの著名な指揮者と共演した。アンドレ・ジョリヴェ、ジャン・リヴィエら現代作曲家の作品を数多く初演したことで知られる。他にもフランスの作曲家のガブリエル・ピエルネ、チェコの作曲家のボフスラフ・マルティヌーの作品、プロコフィエフのピアノ協奏曲第3番も演奏したことで知られる。
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