Miki Hiroko (三木裕子)

ピアニスト 日本 (Japan)

Miki Hiroko (三木裕子)。日本の女性ピアニスト。

京都市出身。4歳より音楽のレッスンを受け始める。東京藝術大学にて井口秋子に師事し、学部卒業後ドイツ政府給費留学生（DAAD）としてミュンヘン音楽大学に留学。ルードヴィッヒ・ホフマンに師事し修士課程を修了。さらにザルツブルグ芸術大学にてハンス・ライグラフに師事し、演奏家国家試験を最優秀で卒業。 またB.L. ゲルバー、A. フォルデス、L. ナウモフ、R.スメンジャンカ、C.ツェラーらのマイスターコースにも参加。日本音楽コンクール第1位、シューマンコンクール（ドイツ）、マリアカナルス（スペイン）、ムジカマスタープレーズ第1位（スイス）、ブゾーニ（イタリア）、フィナーレリグレ（イタリア）、ヴィオッティ（イタリア）など数多くのコンクールで入賞。コンサート活動のみならず教育活動にも精力的に取り組み、1983年よりザルツブルク・モーツァルテウム大学で教鞭をとり、2003年には国家認定教授となり、2017年定年退官するまで務めた。その後完全帰国、現在京都在住。1986年から2003年まで世界的な教育者であるライグラフ名誉教授のアシスタントを勤め、さらに1992年から1994年まではインスブルッグ音楽院教授も務めていた。レパートリーはJ.S. バッハから現代曲までと幅広く、安宅賞、第2回日本ショパン協会賞、ザルツブルグでクルト・ノイミュラー賞、2002年度音楽クリティック・クラブ本賞など数々の賞を受賞。

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