Tianwa Yang (ティアンワ・ヤン)
Tianwa Yang (ティアンワ・ヤン)。中国の女性ヴァイオリニスト。1987年生まれ。
簡体字では杨天璽、繁体字では楊天媧、ピンインではYáng Tiānwā。自動車整備士と会計士の両親のもとに生まれた。4歳のときに、偶然にも北京で唯一の音楽幼稚園に入園、その音楽的才能を認められた。10歳のとき、彼女は北京の中央音楽院で、著名なヴァイオリン・ソリストであるリン・ヤオジ(1937-2009)に師事した。13歳でパガニーニの「24のカプリース」をCDに録音した。1999年の北京音楽祭での演奏をきっかけで、アイザック・スターンに知られ、アメリカに招待された。2001年には、プラハ放送交響楽団との共演でヨーロッパ・デビューを果たした。2003年には、バイエルン国立歌劇場管弦楽団とソロコンサートを行い、プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第2番で輝きを放った。このコンサートに続いて、パリ、ストックホルム、フランクフルト、ウィーンでも公演が行われた。その後、ドイツ学術交流会(DAAD)から、カールスルーエ音楽大学のイェルク・ヴォルフガング・ヤーン氏のもとで室内楽コースをで学んだ。ソリストとして、これまでにロンドン・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、BBCフィルハーモニー管弦楽団、バイエルン国立歌劇場管弦楽団、ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、ライプツィヒMDR交響楽団、ロイヤル・リバプール・フィルハーモニー管弦楽団、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団、ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団、マルメ交響楽団、サンクトペテルブルク交響楽団、ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団などヨーロッパの国際的に有名なオーケストラと共演。また、北米ではデトロイト交響楽団、シアトル交響楽団、ボルチモア交響楽団、バンクーバー交響楽団、アジアでは中国フィルハーモニー管弦楽団、香港フィルハーモニー管弦楽団、マレーシア・フィルハーモニー管弦楽団、韓国放送交響楽団(ソウル)、ニュージーランドではニュージーランド交響楽団と共演している。ギュンター・ハービグ、ヨエル・リーヴァイ、ジェラール・シュヴァルツ、ワシリー・シナイスキー、マルク・アルブレヒトなど世界的に著名な指揮者と共演している。ソリストとして、ベルリン・フィルハーモニー、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス、ロンドンのウィグモア・ホール、パリのサル・プレイエル、ニューヨークのリンカーン・センターなどの有名なコンサートホールで演奏している。また、シュヴェツィンゲンSWR音楽祭、モンペリエ音楽祭、シカゴのラヴィニア音楽祭にも出演している。客演やコンサート活動、2013年からドイツのカッセルに在住し、2012年からカッセル音楽院での講師に加え、ベルン芸術大学の教授としても教えている。
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Star violinist Tianwa Yang: Hong Kong Sinfonietta North American Début 2012

Ysaye Violin Sonata No. 3 in D minor. Ballade - Tianwa Yang

Caprice Basque, Op.24 (Sarasate, Pablo de) by Tianwa Yang

Wolfgang Rihm · Hekton (1972)

HKS North American Début 2012 - Chapter 4: Violinist Tianwa Yang

Tianwa Yang plays Korngold Concerto 1st mov

Banjo and Fiddle by William Kroll, soloist Tianwa Yang

ECHO Klassik 2015 | Roter Teppich | Tianwa Yang