Nikita Fitenko (ニキータ・フィテンコ)
Nikita Fitenko (ニキータ・フィテンコ)。ロシアの男性ピアニスト。
国際的に高い評価を受けているピアニストであり、ヤマハ・アーティスト。これまでに、サンクトペテルブルク・カペラ交響楽団、ロシア室内管弦楽団、モスクワ・ロシア・フィルハーモニー管弦楽団、サンクトペテルブルク国立音楽院オーケストラ、国立エルミタージュ・オーケストラ、スロバキア国立交響楽団、コーヴァリス交響楽団、ルイスビル交響楽団、ラピード交響楽団、ノースウェスタン交響楽団などのオーケストラとソリストとして共演したほか、日本国内では、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団などのオーケストラと共演している。幅広いレパートリーを演奏する一方で、ロシア・ピアノ音楽の巨匠としても知られている。アルタラス・レコードからリリースした、現代ロシアを代表する作曲家ゲオルギー・スヴィリドフやセルゲイ・スロニムスキーのピアノ作品全集は、海外の音楽誌から絶賛を浴びた。Classical Recordsレーベルからモスクワのロシア・フィルハーモニー管弦楽団と録音したスクリャービンのピアノ協奏曲がリリースされているほか、バッハ、ベートーヴェン、ムソルグスキー、ラフマニノフの作品や、Classical Recordsの「オール・チャイコフスキーCD」の最新ソロ録音が2015年と2017年にリリースされている。ソロ・リサイタルに加え、カテリーナ・ザイツェヴァとのピアノ・デュオでも幅広く活動しており、最近ではモスクワ国立音楽院ホール(ロシア)、マデイラ音楽祭(ポルトガル)、ケネディセンターのミレニアムステージ(ワシントンDC)、ヤマハホール(ニューヨーク)、ピアノデュオシリーズ(東京)、ナンシーフォニー音楽祭(フランス)、フロリダ大学ヤングピアニストフェスティバル、バークレー大学(アメリカ・カリフォルニア)に出演している。ロベルト・シューマンとヨハネス・ブラームスの連弾作品、セルゲイ・ラフマニノフの2台ピアノ作品を収録したCDは、Classic Recordsから世界各国で発売されている。ロシアのサンクトペテルブルク出身で、サンクトペテルブルク国立音楽院を卒業。アントン・ルービンシュタイン記念賞を受賞した後、アメリカに留学し、ノーステキサス大学で修士号と博士号を取得した。これまでにローマン・レベデフ、イゴール・レベデフ、ジョセフ・バノウェッツらに師事。2010年、2015年、2018年のスクリャービン国際ピアノコンクール(イタリア・グロセット)、2009年の米国ピアニスト協会クラシック・フェローシップ賞(インディアナポリス)、2008年、2019年のラフマニノフ国際ピアノコンクール(ロシア・モスクワ)、2003年の世界国際ピアノコンクール(オハイオ州シンシナイ)、2012年北欧国際ピアノコンクール(スウェーデン・マルメ)、2015年・2018年カンピロス国際ピアノコンクール(スペイン・マラガ)、2013年シューベルト国際ピアノコンクール(イタリア・サンクリストフォル)、2021年ドバイ国際ピアノコンクール(アラブ首長国連邦)など、多くの国際ピアノコンクールの審査員に招かれている。ヴェルディ音楽院、ドイツのザールブルケン、ケルンの音楽大学、東京音楽大学、ホセ・イトゥルビ音楽院(スペイン・バレンシア)、エストニア音楽院(エストニア・タリン)、韓国国立、延世、漢陽、世宗、中央大学(韓国)などでマスタークラスを行っている。また、2010年メリーランド州音楽教師協会大会、2009年中国・アメリカ国際ピアノ研究所(中国・成都)にも参加した。現在、ワシントンD.C.のアメリカ・カトリック大学でピアノ科の准教授を務めている。アメリカ国際ピアノフェスティバル&コンクール(www.aipfc.us)およびワシントン国際ピアノフェスティバル(www.washingtonpianofest.com)の芸術監督を務めている。また、ルイジアナ国際ピアノコンクール、フロリダ国際ピアノコンクールの創設者でもある。
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