Polina Osetinskaya (ポリーナ・オセチンスカヤ)
ピアニスト
Polina Osetinskaya (ポリーナ・オセチンスカヤ)。ロシアの女性ピアニスト。1975年12月11日生まれ。
モスクワ出身。5歳よりピアノをはじめ、6歳でリサイタルを開く。1982年、7歳のときモスクワの中央音楽学校に入学。1983年、モスクワでソリストとして初のコンサートを開催。8歳の時、サウリウス・ソンデキス指揮リトアニア室内管弦楽団とヨハン・セバスティアン・バッハの協奏曲ニ短調（2台のチェンバロ用に移調）を演奏した。1987年、11歳のときにモスクワのチャイコフスキー音楽院大ホールでゲオルギー・ヴェトヴィツキー指揮の室内管弦楽団とモーツァルトのピアノ協奏曲第23番を演奏してデビュー。サンクトペテルブルク音楽高校で音楽教育を受け、マリーナ・ベンジャミナ・ウルフに師事。1998年、サンクトペテルブルクのリムスキー＝コルサコフ音楽院の研修生として学ぶ。2000年、モスクワのチャイコフスキー音楽院でヴェーラ・ゴルノスタイエワに師事した。バッハのピアノ協奏曲の演奏は高い評価を受けている。クラシック作品に加え、ヴァレンティン・シルヴェストロフ、レオニード・デスヤトニコフ、アルヴォ・ペルト、ウラジーミル・マルティノフ、パヴェル・カルマノフ、ゲオルグ・ぺレチスといった現代前衛作家の作品を提供するプログラムを一般向けに開催している。ワロニー音楽祭（ブリュッセル）2、メイン・モーツァルト・フェスティバル（カリフォルニア州サンディエゴ）、12月の夕べ（モスクワ）、クレッシェンド・フェスティバル（プスコフ）、バイカル星空フェスティバル（イルクーツク）、ディアギレフスキー・フェスティバル（ペルミ）、リキ現代ピアノフェスティバル（マリインスキー劇場）、ホワイトナイト・スターフェスティバル（サンクト・ペテルブルク）などの一流の国際フェスティバルに数多く参加している。「現代音楽は単に伝統的な音楽の延長ではない。 何十年にもわたる盲目的、機械的、魂がなくなってしまった演奏により、失われた伝統的な音楽のアイデアや美しさを、再発見するのに役立つ」との考えから、コンサートでは伝統的な曲と現代の作曲家の曲を必ず交えた独創性の高いプログラム構成を行い聴衆を魅了している。
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