Seika Ishida (石田成香)
Seika Ishida (石田成香)。日本の女性ピアニスト。1997年6月2日生まれ。
山口県出身。3歳よりピアノを始め、山根祐子、片山優陽、15歳より3年半の間、故中村紘子に師事。山口大学教育学部附属山口小・中学校、山口県立山口中央高等学校を経て、2016年秋よりウィーン国立音楽大学ピアノコンサート科に入学し、ジャスミンカ・スタンチュール、2018年秋よりアンナ・マリコヴァに師事。学士・修士過程を経て現在同大学のポストグラデュエート課程で学ぶ。2009年の第1回ロザリオ・マルチアーノ国際ピアノコンクール(31歳以下)にて第2位、併せて最優秀シューベルト賞、最優秀新曲賞、最優秀若手音楽家賞を受賞。2010年のロシア音楽国際ピアノコンクール(カリフォルニア、アメリカ)にて第1位を受賞。翌年には、若手音楽家のためのニューオーリンズ国際ピアノコンクールにて最年少入賞し、この結果を受け山口大学より学長賞を授与される。第19回浜松国際ピアノアカデミーコンクールにて第2位を受賞。2017年7月、ショパンフェスティバル(ブスコ・ズドロイ、ポーランド)に招待され、ソロリサイタルでショパンプレリュード全曲を披露。同地で開催された第2回クリスティアン・トカチェフスキ国際コンクール 年齢制限なしのピアノマスターカテゴリーにて第1位。2019年9月、第3回珠海国際ピアノコンクールにて第1位、および最優秀新曲賞を受賞。ラヴァー・スコウ・ラーセン氏指揮のもとSalzburg Chamber Soloistsとモーツァルトピアノ協奏曲第27番を共演した。2020年2月には、ザルツブルクで開催された第14回モーツァルト国際コンクールピアノ部門にて、第3次ディプロマ及び特別新曲賞を受賞。2020年秋頃から重度の腱鞘炎を患い鍼灸師や理学療法士のもとで治療に専念し、一年間演奏活動を控える。その間に独学で解剖学を学び、解剖学的に正しい演奏法(ボディマッピング)の習得に励み腱鞘炎を克服。2022年4月、学内オーディションを経てWebern Symphonie Orchesterとベートーヴェンピアノ協奏曲第2番を共演し、そのコンサートの模様がオーストリアの公共放送局ORFより放映された。同年11月、第5回イスタンブール国際ピアノコンクール"オーケストラシオン"にて第2位受賞。
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