Simon Callaghan (サイモン・キャラハン)
Simon Callaghan (サイモン・キャラハン)。イギリスの男性ピアニスト。1983年生まれ。
イギリスの著名なクラシック音楽マガジン「The Strad」にて称賛されたスタインウェイ・アーティスト。ソリスト、室内楽奏者として国際的に活躍している。近年のツアーでは日本、マレーシア、タイ、香港、カナダ、及びヨーロッパ全域で演奏活動を行っている。ウィグモアホール、ロイヤルフェスティバルホール、バーミンガムシンフォニーホール、リバプール・フィルハーモニック・ホール、カーディフのセントデイヴィッドホール、マンチェスターのブリッジウォーターホールとストラーホールを含む、イギリス国内全ての主要なコンサートホールで演奏を行っている。稀にしか演奏されない作品を聴衆へ紹介することで高く評価されており、2017年のマーティン・ブラビンズ指揮、BBCスコティッシュ交響楽団との共演によるロジャー・サシェヴァレル・コークのピアノ協奏曲、2018年の指揮者Ben Gernonとの共演でライン・ベルガーとショルツのピアノ協奏曲、2021年のSinfonieorchester St. Gallenとのピアノ協奏曲の録音で高い評価を得ている。フランセやティペット、また1946年以降、イギリスでは初演となるメトネルのピアノ協奏曲第3番などの招待演奏も果たしている。2019年5月にハイペリオンレーベルでの最初のソロCDとなるジャン・ルイ・ニコデ作品世界初録音をリリースした。2019年11月にNimbusからリリースされたシューマン及びプーランクの小品集、2020年には、SOMMレコードより、ジョージ・ダイソンの現存する全ピアノ曲を集めた初のCDをリリースした。現在は、プーランクのピアノ曲全曲録音のプロジェクトを進行中。スタンデール・ベネット、パリー、コークのソロ作品や、ブラームス、シューマン、ショパン、ラベルの室内楽、竹ノ内博明とのピアノデュオ「Parnassius Duo」でパリー、シャーウッド、ディーリアスの録音などをリリースしている。2020年には、サン-サーンスによる、2台ピアノの為に編曲された、リスト、ショパンのピアノソナタがNimbusよりリリースされた。チェリストのラファエル・ウォルフィッシュとのロジャー・サシェヴァレル・コーク作曲チェロソナタ世界初録音を行った。数多くの音楽祭へ招待されているほか、BBCラジオ・テレビでも頻繁に演奏している。現代音楽演奏では、ジョゼフ・フィブス、ジュリアン・アンダーソン、ケネス・ヘスケスの作品などがあり、2017年には、ポール・パターソン作曲2つのヴァイオリンとピアノのための「Allusions」をヴァイオリニスト小町碧及びソフィー・ローサと共演して世界初録音した。ピアノ教育も重視しており、近年ではChetham’s School of Music及び王立バーミンガム音楽院でマスタークラスを開催。演奏活動以外では、室内楽シリーズとしてヨーロッパで最長の歴史を誇るコンウェイ・ホールの音楽監督としても活躍している。演奏家の視点から、ロジャー・サシェヴァレル・コークの作品の研究を行い、2020年、王立ノーザン音楽大学の博士号を取得した。
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