ホーム > ピアニスト > Vincenzo Maltempo (ヴィンチェンツォ・マルテンポ)

Vincenzo Maltempo (ヴィンチェンツォ・マルテンポ)

ピアニスト

Vincenzo Maltempo (ヴィンチェンツォ・マルテンポ)。イタリアの男性ピアニスト。1985年7月2日生まれ。

イタリアのベネヴェントで生まれ。ピアニストのセルジオ・フィオレンティーノの弟子であるサルヴァトーレ・オルランドに師事し、ローマのサンタ・チェチーリア音楽院を首席で卒業。2006年から2009年にかけて、イモラにある国際ピアノアカデミー「Incontri col Maestro」でリッカルド・リサリーティのクラスで学んだ。2006年、ヴェネツィアのフェニーチェ劇場で開催された第23回コンクール「ヴェネツィア賞」で優勝し、ヴェネツィアのフェニーチェ劇場、カリアリのリリコ劇場、オーストリアのリスト音楽祭をはじめ、スペイン、ドイツ、オランダ、イギリス、メキシコ、アメリカ、日本のコンサートホールで演奏するなど、国際的な活躍している。2008年にフランツ・リストの録音でレコーディング・デビュー。2011年からはシャルル＝ヴァレンティン・アルカンの一連の録音を開始した。現在、アルカンの最も重要で熱心な支持者であり、アルカンのエチュード作品39の全曲を録音した数少ないピアニストの1人。また、Piano Classicsでのアルカンの録音には、《大ソナタ》作品33、《ソナチネ》作品61、《悲愴的ジャンルのトロワ・モルソー》作品15などの重要な作品がある。イタリア人ピアニストのエマヌエーレ・デルッキと共同で、アルカンのオルガン作品をヴィアンナ・ダ・モッタが完全にトランスクリプションしたCDを制作している。2014年9月には、ロンドン・アルカン協会の「名誉会員」にノミネートされた。レパートリーはバロックから現代音楽まで幅広く、特にロマン派音楽や演奏機会の少ないピアノ・レパートリー(シャルル・ヴァレンティン・アルカン、レオポルド・ゴドフスキー、エリ＝ミリアム・デラボーデ、ジャン＝アンリ・ラヴィーナ、ピエール＝ジョセフ＝ギヨーム・ジメルマン、セシル・シャミナードなど)に取り組んでいる。また、ヴェルのバレエ「ダフニスとクロエ」の第2組曲や、ハンス・ロットの交響曲のピアノ・トランスクリプションをRies & Erler社から出版している。イモラの国際ピアノ・アカデミー「Incontri col Maestro」の提唱により、ピアニストのアンドレ・ガロが設立したオランダのピアノ・アカデミー「Imola Piano Academy - Talent development Eindhoven」の創設メンバーであり、ピアノ教師を務めている。

Vincenzo Maltempo (ヴィンチェンツォ・マルテンポ)

"ヴィンチェンツォ・マルテンポ"のおすすめCD、MP3をAmazonで購入

"ヴィンチェンツォ・マルテンポ"のおすすめYoutubeビデオ

コメント

おすすめアーティスト

ピアニスト