Claire Desert (クレール・デゼール)
Claire Desert (クレール・デゼール)。フランスの女性ピアニスト。1967年生まれ。
アングレーム生まれ。5歳からピアノを習い始め、14歳でパリ国立高等音楽院(CNSMDP)に入学、フランスの作曲家ジャン・ユボーに師事し、室内楽で第1位を獲得、1985年には審査員全員一致でピアノ賞を受賞した。その後、ブルガリアのピアニスト、ヴェンチスラフ・ヤンコフのクラスに入学した。フランス政府から奨学金を得て、モスクワのチャイコフスキー音楽院でエブゲニー・マリニンのクラスに1年間留学。フランスに戻ってからは、チェリストのロラン・ピドゥーのクラスに入り、室内楽の技術をさらに高めていった。 1990年代初頭より、ウィグモア・ホール、ケネディ・センター、プレイエル劇場などの舞台に立つほか、ラ・フォル・ジュルネ、ピアノ・オ・ジャコバン(フランス)、リール・ピアノ・フェスティバル、ランス音楽祭(フランス)、コルマール国際音楽祭(フランス)、スタヴェロ音楽祭(フランス)、ブカレストのジョージ・エネスク音楽祭などの国際音楽祭に招かれて演奏している。1997年には、ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団とチェコの作曲家アントニン・ドヴォルザークとロシアのピアニスト兼作曲家アレクサンドル・スクリャービンの協奏曲を演奏し、Victoires de la musique classiqueの「New Talent of the Year」に選ばれた。ソリストとして、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団、パリ・フィルハーモニー管弦楽団、リール国立管弦楽団、ケベック交響楽団、イル・ド・フランス国立管弦楽団などの著名な交響楽団と定期的に共演している。また、Sine Nomine Quartet(フランス)、チェリストのアンヌ・ガスティネル、ゲイリー・ホフマン、ヴァイオリニストのテディ・パパヴラミ、フィリップ・フィリップ・グラフィン、ネマニャ・ラドゥロヴィチ、ピアニストエマニュエル・シュトロッセらと共演し、レコーディングにも参加している。2007年、2010年にロベルト・シューマンの作品を収録したアルバムをリリースしている。
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