Egon Petri (エゴン・ペトリ)
ピアニスト
Egon Petri (エゴン・ペトリ)。オランダの男性ピアニスト。1881年3月23日生まれ。1962年5月27日没。
オランダ人の両親のもとドイツのハノーファーに生まれる。ドレスデンのKreuzschuleに入学。ヴァイオリニストであった父からヴァイオリンを習い始める。10代でドレスデン・コート管弦楽団や父親の弦楽四重奏団と共演した。ドレスデン音楽院で音楽理論や作曲をハーマン・クレッシュマー、フェリクス・ドレーゼケに師事した。ピアノも幼少の頃より始め、イグナツィ・パデレフスキ、フェルッチョ・ブゾーニの強いすすめでピアノに集中するようになった。ブゾーニの下でピアノの研鑽を積んだ。バッハ、リスト、師であるブゾーニの作品の演奏に注力した。1920年代にはベルリンでピアノを教え、教え子として、ヴィクター・ボーグ、スタンリー・ガードナー、ジャン・ホフマン、グナー・ヨハンセンヴィチャ・ヴロンスキーらを輩出した。1927年から第2次世界大戦開戦の1939年までポーランドで暮らした。アメリカにわたり、コーネル大学、オークランドのミルス・カレッジでピアノを教えた。1955年にアメリカの市民権を取得した。オランダ人でありながら、74歳までオランダに住んだことがなく、オランダ語も堪能ではなかったが、ドイツ語、英語、フランス語、イタリア語、ポーランド語、ロシア語には堪能だった。
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