John O'Conor (ジョン・オコーナー)
John O'Conor (ジョン・オコーナー)。アイルランドの男性ピアニスト。1947年1月18日生まれ。
ピアノの教育者。アイルランド王立音楽アカデミーの監督も務めた。アイルランドのダブリン生まれ。ベルヴェデーレ・カレッジで学んだ。オーストリア政府から奨学金を得て、ウィーンでディーター・ウェーバーにピアノを師事した。特にベートーヴェンの作品については、ヴィルヘルム・ケンプの下で学んだ。ウィーンのベートーヴェン国際ピアノコンクールで第1位、1975年のベーゼンドルファー・コンクールで第1位を受賞。ニューヨークのリンカーンセンター、ワシントンのケネディセンター、ロンドンのウィグモア・ホール、ウィーン楽友協会、東京文化会館などでの著名な演奏会場でコンサートを行っている。これまでにロンドン交響楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン交響楽団、フランス国立管弦楽団を始め、日本ではNHK、読売、九州、札幌、京都交響楽団などと共演している。録音では、ベートーヴェンのピアノソナタ全曲、ベートーヴェンのピアノ協奏曲、モーツァルトのピアノ協奏曲、シューベルトのピアノ作品の録音をリリースしている。ダブリン国際ピアノコンクールの共同創設者で、芸術監督と審査委員長も務めた。リーズ国際ピアノコンクール、チャイコフスキー国際ピアノコンクール、ウィーンのベートーヴェン・コンクール、ショパン国際ピアノコンクール、ルービン・シュタイン国際ピアノコンクール、ブゾーニ国際ピアノコンクール、北京、上海のピアノコンクールなど多くのピアノコンクールで審査員を務めた。アメリカのジュリアード音楽院、マンハッタン音楽学校、ハーバード、イェール、テンプルインディアナ大学を始め、日本の浜松ピアノアカデミー、韓国国立芸術大学、オーストラリアのシドニー音楽院、ロンドンの英虚空立アカデミー、ギルドホール音楽学校でマスタークラスを開講した。2011年には、日本の旭日章を授与されている。
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