Sina Kloke (シナ・クローケ)
Sina Kloke (シナ・クローケ)。ドイツの女性ピアニスト。
ドイツのデトモルト出身。マッティ・ラエカリオ(ジュリアード音楽院)、アーボ・ヴァルドマ(ケルン音楽院)、パヴェル・ギリロフ(ケルン音楽院)に師事。カール・ハインツ・ケマーリング、エリザーベト・レオンスカヤ、ディミトリ・バシュキロフ、エマニュエル・アックス、ポール・バドゥラ=スコダなどの著名な音楽家からも影響を受けた。最近では、ハンブルクのエルブフィルハーモニー、ケルン・フィルハーモニー、ミュンヘンのガスタイク、デュッセルドルフのトンハレ、ドレスデンのゼンパーオペラ、ロンドンのスタインウェイホール、KKLルツェルン、クラフ・フィル、ビーレフェルトのルドルフ・オッターホール、ニューヨークのカーネギーホール、パリのシャンゼリゼ劇場、ベルリンのコンツェルトハウスで演奏しているほか、イスラエルのエイラット音楽祭、ドレスデンのシュレスヴィヒ・ホルスタイン音楽祭およびモーリッツブルク音楽祭、ブカレストのエネスコ音楽祭に出演している。2016年秋、ナクソスから、世界初録音としてラルフ・ヴォーン・ウィリアムズ「ピアノのための組曲」、ニューヨーク室内管弦楽団と「ピアノとオーケストラのための幻想曲」を収録したアルバムをリリース。またエネスクの「即興曲」と「ピアノ組曲第2番」を収録した最新アルバム「エネスク・ピアノ作品集」をリリースしている。エネスク、ブラームス、ドビュッシーの作品を含む国際リサイタル・ツアーのほか、ハンブルク、ケルン、ミュンヘンなどのドイツ各地、オランダ、スイス、アメリカでも演奏を行った。近年は、後期ロマン派の知名度の低い作品や20世紀の作曲家の音楽にも力を入れている。2019年5月にミュンヘンで、ニューヨークを拠点とする作曲家カール・クリスチャン・ベッテンドルフが彼女に献呈した「ピアノ曲V」を初演した。室内楽では、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団やドレスデン・シュターツカペレのソリストと共演している。これまでに、ドイツ音楽協会、ショット社、ニューヨーク国際ピアノ・弦楽器コンクール、ミュンヘン国際ピアノコンクール、イギリス・ヘイスティングス国際協奏曲コンクール、メトロポリタン国際ピアノコンクール、そして最近ではニューヨーク室内管弦楽団のソリスト賞などを受賞している。
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