Stefan Labanowski (ステファン・ラバノフスキー)
Stefan Labanowski (ステファン・ラバノフスキー)。ポーランドの男性ピアニスト。1979年10月15日生まれ。
ポーランドのクラクフ生まれ。クラクフの国立音楽高校でアンナ・シニャロウスカに師事した後、カトヴィツェのカロル・シマノフスキ音楽院でアンドレイ・ジャシンスキに師事。2002年に同音楽院を卒業し、修士号を取得した。2002年から2005年にかけて、同じくアンドレイ・ジャシンスキのもとで大学院課程を修了。ケビン・ケナーのピアノマスタークラスにも参加した。2012年、ワルシャワ・ショパン音楽大学のブロニスワワ・カワラのもとでピアノ演奏の博士課程を修了し、音楽芸術の博士号を取得した。オルシュティンの全国ピアノコンクールで第1位、グダニスクの全国ピアノコンクール「グダニスクの春」で第2位、ゴルツフのJ.S.バッハ全国ピアノコンクールで第3位、1994年にはクラクフのEPTA全国ピアノコンクールで第1位を獲得している。2004年にはシャンペーン・アーバナで開催されたイーゴリ・ストラヴィンスキー国際ピアノコンクールで第2位を獲得し、第3回チッタ・ディ・グアルディアグレ国際コンクール(イタリア)で第1位と特別賞を獲得した。ポーランド、アメリカ、フランス、ドイツ、ウクライナでコンサートを行い、音楽祭にも参加している。1994年のシエドルチェのヤングピアニストフェスティバル、第2回シュテッチンアーティスティックガラ、2000年のビドゴシュチのイグナシー・ヤン・パデレフスキ・ポメラニアン・フィルハーモニーホールで開催された第5回ビドゴシュチ・トルン音楽祭、2010年のワウブリッチの第7回インターナショナル・プリンセス・デイジー・チェンバー・アーツ・フェスティバル・アンサンブルに出演している。ヘンリク・ヴィエニャフスキ・ルブリン・フィルハーモニックが主催する「Caper Lublinensis Cultures Meeting Festival」(2011年)、同じくヘンリク・ヴィエニャフスキ・ルブリン・フィルハーモニック・ホールで開催された「4th International Festival of the Wieniawski Brothers」(2017年)に出演している。Acte Prealablekレーベルから3枚のアルバムをリリースしている。ポーランドの著名な作曲家でありながら、早世したために忘れられたアントニ・ストルペ(1851-1872)のピアノ作品を世界初録音したアルバム(2010年)、ショパンの作品を厳選して収録したアルバム(2015年)、モーツァルト、ロベルト・シューマン、ショパン、ドビュッシー、ラヴェル、プロコフィエフの作品を収録したライブDVD(2015年)をリリースしている。レパートリーは、J.S.バッハの作品をはじめ、古典派、ロマン派、印象派、20世紀音楽の作品など多岐にわたっている。2007年にワルシャワのフリデリク・ショパン音楽大学で開催された会議「The Problem of Value in Reflection on Polish Music」で行われた講義に基づいている。1994年に音楽分野のクラクフ市長賞、1995年にはコジオスコ財団賞(アメリカ・シカゴ)を受賞。1992年から1996年にかけては、ポーランド児童基金奨学金を受け、1997年にはクラクフ教育賞を受賞している。2009年には、文化・国家遺産大臣奨学金を受けた。
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