Yasuyo Yano (矢野泰世)
Yasuyo Yano (矢野泰世)。日本の女性ピアニスト。
東京生まれ。東京の国立音楽大学、ローマ・サンタチェチーリア国立音楽院、スイス・ルツェルン音楽院で研鑽を積んだ。モダン・ピアノの演奏家だったが、が、ジュリアーノ・カルミニョーラとアンドレア・マルコンが演奏したモーツァルトのヴァイオリン・ソナタの響きに感銘を受け、以来、フォルテピアノの演奏も始め、現在ではモダン・ピアノ、フォルテピアノの双方を自在に弾きこなす演奏家として活躍している。これまでにパリのサル・ガヴォー、東京のトッパン・ホール、ボローニャのサラ・モーツァルトでリサイタルを行った。ヴァイオリニストのジュリアーノ・カルミニョーラとは1999年より定期的に共演しており、ヴェネツィア音楽祭、フィレンツェのアミーチ・デラ・ムジカ、ユニオン・ミュージカル・ディ・トリノ、シエナのミュージックウィーク、シチリアでの音楽祭、ヴェネツィアのガルッピ音楽祭、ジュネーブのアガペ音楽祭、スウェーデンのイェヴレポリ祭、ドイツのルートヴィフィスブルク祭、バーデンバーデン音楽祭、コルーニャ・モーツァルト祭、メニューイン・フェスティバルに出演。ソリストとして、アンドレーア・マルコン指揮のグランド・シンフォニー・オーケストラ、ボルツァーノのハイドン・オーケストラ、ヴェローナの室内管弦楽団らと共演。1996年よりスイスを拠点に活動。ルツェルン科学芸術大学の音楽学部でピアノ、フォルテピアノ、室内楽を教えている。2016年よりベガ・トリオのメンバーとしても活躍。
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