Philip Fowke (フィリップ・フォーク)
Philip Fowke (フィリップ・フォーク)。イギリスの男性ピアニスト。1950年6月28日生まれ。
英国王立音楽院(RAM)でエゴン・ペトリの弟子であるゴードン・グリーンに師事した。1974年、ウィグモアホールでのリサイタル(ベートーヴェン、シューマン、バルトーク、リスト)でロンドン・デビュー。同年、BBCピアノ・コンクールで第2位を獲得。1977年、第1回シドニー国際ピアノコンクールで第5位のファイナリスト。モスクワのチャイコフスキー国際コンクールに出場したが、ファイナリストにはなれなかった。1979年、サイモン・ラトル指揮BBCスコットランド交響楽団とジョン・アイルランドのピアノ協奏曲変ホ長調を演奏し、プロムスにデビュー。また、1979年にはアイリーン・ジョイスと2台ピアノ作品を演奏した。1982年にサンディエゴで行われたアメリカでのデビュー公演では、サー・アーサー・ブリスのピアノ協奏曲を演奏した。その他のアメリカでの出演には、ハンプトンでのベンノ・モイセイヴィッチの追悼フェスティバルでの演奏がある。1983年には、プロムコンサートで体調不良のクラウディオ・アラウの代役として急遽出演し、リヒャルト・シュトラウスのブルレスケ ニ短調とウェーバーのコンツェルトシュトゥック ヘ短調を演奏した。1987年にはアイリーン・ジョイスの75歳(実際は79歳)とされる誕生日パーティで演奏した。英国王立音楽院とトリニティ音楽院で講師をしている。2000年からはロンドン・ピアノ・カルテットのピアニストを務めている。シュラ・チェルカスキーの同僚であり友人でもあり、チェルカスキーのテクニックやピアノへのアプローチについて講義を行っている。ウラディミール・アシュケナージ、デヴィッド・アサートン、ルドルフ・バルシャイ、ノーマン・デルマー、サー・アレクサンダー・ギブソン、サー・チャールズ・グローブ、ヴァーノン・ハンドリー、ニーメ・ヤルヴィ、尾高忠明、ゲンナジー・ロジデストヴェンスキー、ユーリ・テミルカーノフ、クラウス・テンシュテット、バリー・ワーズワース等の指揮者とともに世界各国でツアーを行っている。 ジョン・マッケイブに捧げられた作品であるハイドン変奏曲、ロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホールでロンドン・フィルハーモニック・オーケストラと共演したリチャード・ビシルのピアノとオーケストラのための狂詩曲などを初演している。ブリスのピアノソナタをはじめブリスの小品(ミニチュアスケルツォ、習作、ピアノ組曲、トリプティク)を初録音しているほか、フィリップ・マッケイブのピアノソナタを初演している。
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