Johanna Hanikova (ヨハンナ・ハニコーヴァ)
ピアニスト
Johanna Hanikova (ヨハンナ・ハニコーヴァ)。チェコの女性ピアニスト。
ピルゼンのベドジフ・スメタナ国際ピアノコンクールで第2位とベドジフ・スメタナ賞を受賞。オストラヴァのヤナーチェク音楽院でピアノを学び、モニカ・トゥジェンドリーボヴァー教授に師事した。モニカ・トゥジェンドリーボヴァーに、プラハの舞台芸術アカデミーで、イヴァン・クランスキーに師事。プラハ・ジュニア・ノートで第1位、プロ・ボヘミアで第1位、プラハ音楽院ヤングピアノコンクールで優勝など、多くの賞を受賞。また、多くの著名な音楽祭（IMFヤナーチェク・メイ、Autunno Musicale a Como、プラハの音楽の祭典、プラハ・クラリネットの日）に出演している。2016年5月にチェコ・フィルハーモニー管弦楽団が開催したベフゾド・アブドゥライモフの指導によるマスタークラスを受講。また、世界最高峰のピアニスト（イヴァン・クランスキー、ユージン・インジック、イヴォ・カハーネクアンジェイ・ヤシンスキ、マリア・サムソン=プリマチェンコ、フィリップ・キュペール）によるマスタークラスでピアノの腕を磨いた。ソリストとしてヤナチェク・フィルハーモニック・オストラヴァとベートーヴェンピアノ協奏曲第1番、シューマンピアノ協奏曲第2番で共演。ピルゼンフィルとはシューマンのピアノ協奏曲を演奏した。室内楽では、2014年にプラハ国立劇場のソリスト、イヴォ・ハラチョヴェクと協力し、レオシュ・ヤナーチェク作品のCDを録音（プラハ国立劇場のソリストでもあるシモーナ・プロチャズコヴァーが参加）している。クラリネット・トリオで演奏することも多い。AVHの優勝者であるヴァイオリニストのルドミラ・パヴロヴァー、2015年プラハの春受賞者のクラリネット奏者、アンナ・パヴロヴァーと共演している。また妹のヴァイオリニスト、ミリアム・マグダレナ・ハニコーヴァとも共演している。2016年5月にはTalentinum 2016に出演し、ボフスラフ・マルティヌー・フィルハーモニー管弦楽団とシューマンのピアノコンサートを、11月にオロモウツ・モラヴィア・フィルハーモニー管弦楽団とベートーベンピアノ協奏曲第3番を演奏した。2018年にベートーヴェンのソナタを中心に、得意とするスメタナの小品から、ヤナーチェクのピアノ・ソナタ、ラフマニノフの変奏曲、チェコの現代作曲家スコーマルの作品を収録したアルバムをリリース。
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