Ivan Klansky (イヴァン・クランスキー)
ピアニスト
Ivan Klansky (イヴァン・クランスキー)。チェコの男性ピアニスト。1948年5月13日生まれ。
プラハ出身。1968年から1973までプラハの舞台芸術アカデミーでフランティシェク・ラウチ、1963年から1968年までプラハ音楽院でヴァレンティナ・カメニコヴァーに師事。1967年のボルツァーノ、1968年のナポリ、1968年のライプツィヒ、1970年のワルシャワのJ・S・バッハ、1970年のバルセロナ、1973年のテキサス州フォートワース、1976年のパロマ・オシェイ・サンタンデル国際ピアノコンクールで優勝し、その後1998年に審査員として参加した。2017年 アントニン・ドヴォルザーク賞を受賞。その後、ソリストや室内楽奏者として国際的に演奏活動を行っている。また、ナクソス・レコード、Supraphon、Praga Digitals、Editio Ontaで録音を行っている。1983年よりプラハの舞台芸術アカデミー音楽学部教授、1997年より同アカデミー鍵盤楽器学科長を務めている。舞台芸術学院の学院長を務めている。1991年よりスイス・ルツェルン音楽大学の教授を務めている。また、1982年から1986年までダブリンと1997年からバート・ズルガウでマスタークラスを担当している。主な弟子には、プラハの春コンクールの優勝者であるマルティン・カシークとイヴォ・カハーネクがいる。1995年から1998年までチェコ・ショパン協会の会長、マリエンバート・ショパン音楽祭の名誉会長、フレデリク・ショパン国際ピアノコンクールの会長も務めている。1986年、チェニェク・パヴリーク、マレク・イェリィとともにグァルネリ・トリオ・プラハを結成し、現在もオリジナル・メンバーで演奏している。ワルシャワ・ショパン音楽コンクールでは、チェコ人として史上初めて決勝に進出。このため、しばしば「ショパニスト」と呼ばれた。一方でリサイタルでは、ベートーヴェンやスメタナの作品を演奏することが多い。
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