Arata Yumi (弓新)
Arata Yumi (弓新)。日本の男性ヴァイオリニスト。1992年2月1日生まれ。
東京出身。4歳でヴァイオリンを始め、2002年より桐朋学園「子供のための音楽教室」で学び、07年に桐朋女子高等学校音楽科に入学。2008年よりチューリッヒ芸術大学に留学し、ザハール・ブロンとイリア・グリンゴルツに師事。ベルギーのエリザベート王妃音楽院にてオーギュスタン・デュメイに師事した後、ライプツィヒのフェリックス・メンデルスゾーン・バルトルディ音楽演劇大学にてエーリッヒ・ヘーバルトのもと研鑽を積む。また、クリスティアン・テツラフ、レオニダス・カヴァコス、五嶋みどり、ジャン=ジャック・カントロフ、アナ・チュマチェンコ、パメラ・フランク、エンリコ・オノフリから薫陶を受ける。2004年、第4回ノヴォシビルスク国際ヴァイオリン・コンクール、ジュニア部門(11~16歳)第1位、2011年の第4回ヴィエニャフスキ国際コンクールにて最年少ファイナリストに贈られる特別賞を受賞、2018年にはロン=ティボー国際音楽コンクールで第5位入賞。2019年のエリザベート王妃国際コンクール出場。キーファー・ハブリツェル音楽賞、マンフレット・グロメック賞を授与される。2016年度第26回青山音楽賞新人賞および2018年度第28回青山音楽賞バロックザール賞受賞。これまでに、ラルフ・ワイケルト指揮チューリッヒ室内管弦楽団、ニコライ・ジャジューラ指揮ウクライナ国立フィルハーモニー管弦楽団のほか、アルゴヴィア・フィルハーモニック、シンフォニア・イタリアーナ管弦楽団、読売日本交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、クラシカル・プレーヤーズ東京等のオーケストラと、ウンベルト・ベネデッティ・ミケランジェリ、アンドレア・バッティストーニ、大友直人、円光寺雅彦、曽我大介、現田茂夫、有田正広、永峰大輔等の指揮者と共演している。2015年、五嶋みどりの代役としてシャン・ジャン指揮フィルハーモニア台湾とシベリウスのヴァイオリン協奏曲を演奏して台湾デビュー。2018年にはミュンヘンでマルタ・アルゲリッチとメンデルスゾーンのピアノ三重奏曲第1番で初共演を果たした。グシュタート・メニューイン・フェスティバルやエルネン音楽祭等に参加し、サントリーホールでのチェンバーミュージック・ガーデンにおける出演や、ICEP(インターナショナル・コミュニティー・エンゲージメント・プログラム)の報告コンサートで五嶋みどりとカルテットを演奏するなど、室内楽活動も活発に行なっている。これまでに、ミシェル・ダルベルト、ゲイリー・ホフマン、バルトゥオミ・ニジョウ、クラウディス・ヘルマン、マリン・ハルテリウス、アラスデア・ビートソン、リリー・フランシス等と共演。2014年にNHK-FM「リサイタル・ノヴァ」、2017年にNHK Eテレ「ららら クラシック」へ出演している。
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