Tomoko Kato (加藤知子)

ヴァイオリニスト 日本 (Japan)

Tomoko Kato (加藤知子)。日本の女性ヴァイオリニスト。1957年9月6日生まれ。

東京都出身。4歳よりヴァイオリンを始め、三瓶詠子、久保田良作、江藤俊哉に師事。第47回日本音楽コンクール・ヴァイオリン部門第1位、レウカディア賞受賞。翌年の海外派遣コンクールで特別賞受賞。1980年に桐朋学園大学卒業。同8月、タングルウッド音楽祭に参加、メイヤー賞受賞。ローレンス・レッサーに師事。アスペン音楽祭、マールボロ音楽祭に出演、ルドルフ・ゼルキンらの指導を受ける。1981年文化庁派遣研修員として2年間、ジュリアード音楽院に留学。1982年、第7回チャイコフスキー国際コンクールで第2位を受賞(第1位はヴィクトリア・ムローヴァ、セルゲイ・スタドレルの2人のソ連勢)。1983年に帰国し、日本デビューリサイタルを開いた。国内はもとより、アメリカ、ヨーロッパ、南米、韓国、中国やモスクワなど各地でオーケストラとの共演やリサイタル、室内楽に出演。ソロ活動のほか、室内楽ではリリア・アンサンブルのメンバーとして活躍。また東京・春・音楽祭やサイトウ・キネン・フェスティバル(セイジ・オザワ松本フェスティバル)、木曽音楽祭や数々の音楽祭に参加、ソロのみならず室内楽の活動も行っている。これまでに「イザイ無伴奏ヴァイオリン・ソナタ」「朝の歌~エルガー作品集」「バッハの無伴奏ソナタ&パルティータ全曲」「シューマン・ヴァイオリン・ソナタ」、「ブラームス・ヴァイオリン・ソナタ」などをリリースしている。桐朋学園大学教授として、多くの後進の育成にあたる他、仙台国際音楽コンクールの審査員も務める。

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