Mark Kaplan (マーク・カプラン)
ヴァイオリニスト
Mark Kaplan (マーク・カプラン)。アメリカの男性ヴァイオリニスト。1953年12月30日生まれ。
マサチューセッツ州ケンブリッジ生まれ。ジュリアード音楽院でドロシー・デレイに師事。カリフォルニア州のUCLAで教鞭をとった後、インディアナ大学ジェイコブス音楽院の教授を務めている。ロンドン、ベルリン、パリ、ウィーン、プラハ、チューリッヒ、アムステルダム、コペンハーゲン、ミラノなどヨーロッパの主要都市、および極東とオーストラリアで演奏を行っている。アメリカでは、ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団、ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団、クリーヴランド管弦楽団、フィラデルフィア管弦楽団、ワシントン・ナショナル交響楽団をはじめ、セントルイス交響楽団、ピッツバーグ交響楽団、ボルチモア交響楽団、ミネソタ管弦楽団、シンシナティ交響楽団、ダラス交響楽団、ヒューストン交響楽団などほぼすべての主要オーケストラと演奏してきた。オーストラリアでは、2009年にブリスベンでクイーンズランド管弦楽団と共演し、オーストラリア放送協会に出演している。2014年にヴァイス＝カプラン＝スタンプ・トリオとして、フレッド・ラルダールの「タイムズ3」、2016年にJ.S.バッハのソロ・ヴァイオリン作品の録音をリリースしている。その他の最近の録音としては、ベルクとストラヴィンスキーの協奏曲、ローレンス・フォスター指揮によるラロのシンフォニー・エスパニョール、ジョアン・マネンのコンシエルト・エスパニョール、ルイス・スプラットランのコンチェルティーノ、マックス・ドローンの音詩『ル・メネトリエ』などがある。バルトークのヴァイオリン協奏曲第2番、ドホナーニのヴァイオリン協奏曲第1番、パガニーニ、ヴィエニャフスキ、ヴィオッティのヴァイオリン協奏曲、ブラームスの二重協奏曲、サラサーテのスペイン舞曲、バルトークのソロソナタを含む様々な作品、アントンクエルティとのシューマンのヴァイオリンとピアノソナタ、ブラームス、ドビュッシー、ドボルザーク、フォーレ、サン=サーンス、シューベルト、スメタナ、チャイコフスキーのトリオなども録音している。ゴルーブ＝カプラン＝カール・トリオがアラベスク・レコードで録音したチャイコフスキーとスメタナのピアノ三重奏作品の録音は、INDIE賞の「アンサンブルによる最優秀クラシック・アルバム」賞を受賞した。
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