Mikhail Kopelman (ミハイル・コペルマン)
ヴァイオリニスト
Mikhail Kopelman (ミハイル・コペルマン)。ウクライナの男性ヴァイオリニスト。1947年生まれ。
旧ソ連のウズゴロド市生まれ。6歳でヴァイオリンを始め、モスクワ音楽院でマヤ・グレザロワとユーリ・ヤンケレビッチに師事。1973年、パリで開催されたジャック・ティボー国際コンクールで第2位に入賞。ボロディン四重奏団のメンバーとして、ソ連国家賞を受賞し、ロシア連邦の人民芸術家にも選ばれた。1995年にはロイヤル・フィルハーモニック協会賞とコンセルトヘボウ銀賞を受賞。エディンバラ、香港、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン、フィレンツェ、ザルツブルグ、トゥール、モスクワ、チューリッヒ、プラハの春、ラヴィニア、サンタフェ、キャラモーア、ノーフォーク、ボードイン、そしてニューヨークのモーストリー・モーツァルト・フェスティバルなど、数多くの国際フェスティバルに出演。エビアン、北京、ARDミュンヘン弦楽四重奏コンクール、インディアナポリス、エリザベート王妃、チャイコフスキー、エネスク、ヤンケレビッチ、スピヴァコフ国際ヴァイオリンコンクールなどの国際コンクールで審査員を務めている。ボリショイ劇場管弦楽団のメンバー、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務めた。1976年から20年間、ボロディン・カルテットの第1ヴァイオリン、東京弦楽四重奏団の第1ヴァイオリンを務めた。1980年から1993年までモスクワ音楽院で教鞭をとった。1993年、家族とともにアメリカに移住。2002年には、ロシアのカルテット演奏の豊かな伝統を継承する目的で、モスクワ音楽院の同世代のメンバーとコペルマン・カルテットを結成した。同年、アメリカのロチェスターにあるイーストマン音楽院のヴァイオリン科教授に就任。
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