Rodrigo Puskas (ロドリゴ・プスカス)
ヴァイオリニスト
Rodrigo Puskas (ロドリゴ・プスカス)。ハンガリーの男性ヴァイオリニスト。
11歳でリスト音楽院に入学し、弦楽器部門の責任者であるコンサートヴァイオリニストのデネス・コヴァーチのクラスに入った。20歳で渡米し、ダラスにあるSMUのメドウズ・スクール・オブ・ミュージック・アンド・アーツの弦楽器部門の責任者であるエドゥアルド・シュミーダー（オイストラフの元弟子であり、UCLAではヤッシャ・ハイフェッツの後継者）に師事。サザン・メソジスト大学では、大学院でアーティスト・ディプロマを取得し、ヴァイオリン演奏の修士号を取得。これまでに、ブダペスト・ヤング・アーティスト・コンクール、ブダペシュティ・セムレ、ブダペスト国立ヴァイオリン・コンクール、ヤーノシュ・コンツ国際ヴァイオリン・コンクール、ルッジェーロ・リッチ・マスタークラス＆コンクール、ベーラ・バルトーク室内楽コンクール、第2回長野国際音楽コンクール、MCPASアーティスト・コンクール（聴衆賞受賞）、エンタージー音楽コンクールなどで第1位を獲得している。ヤング・アーティスト・インターナショナル（ロサンゼルス）、サン・フーバー音楽祭（ベルギー）、バウロイト国際音楽祭、ホーランド・ミュージック・セッション（オランダ）、ヨーロピアン・ストリング・フェスティバル（アイルランド）、インターナショナル・アカデミー・オブ・ロシア、シャトー・サル・マルヌ（フランス）、長野音楽祭、横須賀音楽祭、レオポルド・アウアー音楽祭（ハンガリー）など、世界の主要な音楽祭やコンサートホールでコンサートやリサイタルを行ってきた。また、リスト音楽院の大ホール、ブダペストの国立ラジオマーブルホール、サンクトペテルブルクの作曲家協会ホール、アムステルダムのコンセルトヘボウなどでも演奏している。15歳という若さで、エーリッヒ・ベルゲル（元ブダペスト・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督、元ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団でカラヤンのアシスタントを務めた人物）の誘いを受け、オーケストラ活動を開始した。ブダペスト・フィルハーモニー管弦楽団やハンガリー国立歌劇場管弦楽団の最年少客演指揮者としてツアーに参加。 オーケストラのリーダーとしては、メドウズ交響楽団、アビリーン・フィルハーモニー管弦楽団、ユタ祝祭オペラ管弦楽団、イパルピティ室内管弦楽団、IPAC交響楽団、フランツ・リスト・アカデミー交響楽団などのオーケストラでコンサートマスターを務め、アービング交響楽団、プラノ交響楽団、プラノ室内管弦楽団、ガーランド／ラスコリナス交響楽団、アーリントン交響楽団ではコンサートマスター代理を務めたこともある。また、ダラス・オペラ・オーケストラとの共演や、2005年3月より韓国のテジョン・フィルハーモニック・オーケストラのコンサートマスターを務めている。ロドリゴ・プスカースは、現代の作曲家による音楽の演奏を開拓しており、最近では、アメリカの作曲家ケビン・ハンロンの作品「ブルース・フォー・ニック」（別名：ニコロ・パガニーニ）など、彼のために書かれた、あるいは彼に捧げられた作品を初演している。
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