Gunar Letzbor (グナール・レツボール)
ヴァイオリニスト
Gunar Letzbor (グナール・レツボール)。オーストリアの男性ヴァイオリニスト。1961年生まれ。
ザルツブルクとケルンで作曲、指揮、ヴァイオリンを学び、ニコラウス・アーノンクールやラインハルト・ゲーベルと知り合い、バロック音楽の解釈に力を入れるようになった。ムジカ・アンティクワ・ケルン、クレメンチック・コンソート、ラ・フォリア・ザルツブルグ、アルモニコ・トリブト・バーゼル、ウィーン・アカデミーの正会員を務め、これらのアンサンブルの一員として、オーストリアのバロック音楽の演奏に精力的に取り組んでいる。ヨーロッパ、アメリカ、日本でコンサートツアーを行い、ヴァイオリン協奏曲のソリストとしても定期的に出演している。1995年、アンサンブル・アルス・アンティクワ・オーストリアを結成し、J.S.バッハのヴァイオリン協奏曲とハインリッヒ・イグナツ・フランツ・ビーバーのヴァイオリンソナタを録音して大きな反響を呼び起こした。また、同じくビーバーの「ロザリオの秘儀」ソナタ、ヴィヴィアーニのヴァイオリン・ソナタop.4を録音し、高い評価を得ている。バロック・ヴァイオリンの教師として、リューベック音楽大学の教授を務めている。ピリオド楽器の演奏と練習のためのいくつかのサマーコースの講師として、彼は若い音楽家たちにアンサンブルのリーダーやソリストとしての経験を伝えている。Verlag Helbing社から「Violinist - Violin - Play the violin」を出版している。
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