Yamei Yu (ヤメイ・ユー)
Yamei Yu (ヤメイ・ユー)。台湾の女性ヴァイオリニスト。1975年生まれ。
中国の天津市出身。5歳からヴァイオリンを始める。ソリストとして多忙なスケジュールをこなしながら、トリオ・パルナサスのメンバーとして世界各地で演奏活動を行っている。北京の音楽院でShengin Huangに、ミュンヘンでゴットフリート・シュナイダーに師事し、ベルリンのクリストフ・ポッペンに師事した。さらにウルフ・ヘルシャー、デネス・ジグモンディから多大な影響を受けた。スイスのシオンで開催されたティボール・ヴァルガ・ウェトビーアブ、ドイツのフライブルグ・イム・ブライスガウで開催されたルイス・シュポア・ウェトビーアブ、ドイツのアウグスブルクで開催されたレオポルト・モーツァルト・ウェトビーアブ、ミュンヘンの権威あるARDコンクールを含む国際コンクールで入賞を果たしている。ピアニストのチャイ・チョウ、チェリストのマイケル・グロスとともに、プロイセン王子の室内楽曲(1772~1806)やフランスの作曲家ベンジャミン・ゴダール(1849~1895)のピアノトリオ全曲など、あまり聴かれない作品を録音している。ペテリス・ヴァスクスの室内楽の録音は2009年のBBC賞にノミネートされた。ソリストとしては、アイボア・ボルトン、ウラディーミル・ユロフスキー、ヤコフ・クライツバーグ、ユーディ・メニューイン、ケント・ナガノ、ウルフ・シルマー、セバスティアン・ヴァイグルなどの指揮者と共演してきた。1996年から2001年までベルリンのコーミッシェ・オペラのオーケストラでコンサートマスターを務めていたが、ズービン・メータが彼女の演奏を聴いて感銘を受け、ミュンヘンのバイエルン国立歌劇場管弦楽団にコンサートマスターとして招かれた。2010年まで、メータ、そして彼の後任の音楽監督であるケント・ナガノのもとで演奏を行った。1996年から2001年まで、ヤコフ・クライツベルクが音楽監督を務めていたベルリン・コミッシェオーパーでコンサートマスターを務めた。1996年以降、ブロムシュテット、ボルトン、ビシュコフ、ドゥダメル、エッシェンバッハ、ハーディング、ノリントン、ペトレンコ、サヴァリッシュ、シルマー、ヴィオッティなどの指揮者と共演している。 ユーリ・バシュメット、ラルフ・ゴトーニ、マリア・グラフ、ウルフ・ヘルシャー、ウジェーヌ・イストミン、ギドン・クレーメル、コルヤ・レッシング、イェンス・ペーター・マインツ、ジークフリード・マウザー、ボリス・ペルガメンシコウ、グスタフ・リヴィニウス、ハルトムート・ローデ、ミヒャエル・ザンデルリンク、ハリオフ・シュリッヒティヒ、ラドバン・ヴラトコヴィッチのほか、ベルリン・ソロステンノケット、ライプツィガー・ストライヒカルテット、ローザムンデ・ストライヒカルテット、フェルメール・ストライヒカルテットなどの有名アーティストや室内楽団と共演している。2005年5月より、ピアノトリオ「トリオ・パルナソス」のメンバーとして活躍。リリースしたCDは、Deutsche Schallplattenkritik 2007(ハリオルフ・シュリヒティグとのシューマンピアノ四重奏曲)、Echo Preis 2008(マティアス・ヴォロングとのコルンゴルトのトリオとピアノ四重奏曲)など数々の賞を受賞している。これまでに、シカゴ・ラヴィニア音楽祭、ガルミッシュ・パルテンキルヒェン(ドイツ)、シュヴァルツェンベルク&フィゲレス(バルセロナ)、ロスキレ(デンマーク)、ベルリン音楽祭、ライプツィガー・バッハ音楽祭、シュトゥットガルター・バッハ音楽祭、ルートヴィヒスブルガー音楽祭、メクレンブルグ・ヴォーポメルン音楽祭、ザルツブルク音楽祭のほか、フラアンド演奏祭、スタヴァンゲル国際カンマー音楽祭、オスロ・カマー音楽祭、クレタ・セネジ祭(イタリア)などの国際フェスティバルで演奏している。アムステルダム・コンセルトヘボウ、ベルリン・フィルハーモニー、ベルリン・シャウシュピールハウス、ミュンヘン・ヘルクレスザール、ウィーン・コンツェルトハウス、ウィグモアホール(ロンドン)、オーディトリオ・ナシオナル・デ・マドリッドなどの著名なホールで演奏している。 2009年からは、ドイツ・デュッセルドルフのロバート・シューマン音楽院で教授を務め、世界各地でマスタークラスを開催している。現在はゴフリラーで演奏している。
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