Antje Weithaas (アンティエ・ヴァイトハース)
ヴァイオリニスト
Antje Weithaas (アンティエ・ヴァイトハース)。ドイツの女性ヴァイオリニスト。1966年生まれ。
4歳からヴァイオリンを始める。現代ドイツを代表する女流ヴァイオリニスト。ドイツのグーベン出身。ベルリンのハンズ・アイスラー音楽大学で学んだ。 1987年にグラーツのクライスラー・ヴェットベッカーブ、1988年にライプツィヒのヨハン・セバスチャン・バッハ国際コンクール、1991年にハノーファーのヨーゼフ・ヨアヒム国際ヴァイオリン・コンクールで優勝し、2019年に同コンクールの芸術監督に就任した。ベルリン芸術大学の教授を務め、2004年にハンズ・アイスラー音楽大学に移った。2017年からは、クロンベルク・アカデミーでも教鞭をとっている。ソロリサイタルや室内楽の演奏以外にも、ベルリン・ドイツ交響楽団やバンベルク交響楽団のほか、ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団、サンフランシスコ交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、BBC交響楽団、オランダ、スカンジナビア、アジアの主要オーケストラと共演しており、ウラディーミル・アシュケナージ、ネヴィル・マリナー、マルク・アルブレヒト、ヤコフ・クライツベルク、サカリ・オラモ、カルロス・カルマーなどの指揮者と共演している。室内楽では、ダニエル・セペック、タベア・ツィンマーマン、ジャン＝ギアン・ケイラスとのアルカント・カルテットを中心に活動している。ハルモニア・ムンディからは、ベーラ・バルトーク、ヨハネス・ブラームス、モーリス・ラヴェル、アンリ・デュティユー、クロード・ドビュッシー、フランツ・シューベルトなどの作品の録音がリリースされている。ピアニストのシルケ・アベンハウスとは、ツアーや、シューベルト、ブラームス、フェリックス・メンデルスゾーン、アントニン・ドヴォルザーク、ヨーゼフ・スク、フランスの作曲家の作品を収録した5枚の録音（レーベル「Cavi-Music」）でパートナーを組んでいる。カメラータ・ベルンの芸術監督を務め、同アンサンブルの50周年記念として、弦楽四重奏曲第11番とリヒャルト・トネッティによるクロイツァー・ソナタの編曲という2つのベートーヴェン作品の録音を行った。室内楽では、チェリストのクレメンス・ハーゲン、クラリネット奏者のシャロン・カム、クリスチャン・テツラフ（ヴァイオリン）とターニャ・テツラフ（チェロ）、ピアニストのラース・フォクトらと共演している。
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