Aldo Ferraresi (アルド・フェラレージ)
Aldo Ferraresi (アルド・フェラレージ)。イタリアの男性ヴァイオリニスト。1902年5月14日生まれ。1978年6月29日没。
イタリアの著名なヴァイオリニストであり、ヴァイオリン教育者。砲兵元帥でマンドリン奏者であったアウグスト・フェラーレシとマルセラ・ジェシの息子としてフェラーラに生まれた。5歳でフェデリコ・バレラとウンベルト・スピーノに師事し、フェラーラのフレスコバルディ音楽院で学んだ。12歳のとき、12歳でパルマ音楽院に入学し、同音楽院の教師であるマリオ・コルティに連れられてローマに行き、3年後にサンタ・チェチーリア音楽院でヴァイオリンの学位を取得。ヤン・クーベリックの勧めでウジェーヌ・イザイのもとに行き、イザイは彼を最高の弟子の一人として扱った。1923年からは「アルド・フェラレシ室内管弦楽団」のリーダーを務め、マルチェロ・コルトパッシや「ローマ・アウグステオ・オーケストラ」の教授たちとともに、ヴィアレッジョ(ルッカ)の「グラン・カッフェ・マルゲリータ」で演奏した。その後、ミラノ・スカラ座やロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホールなど、ヨーロッパやアメリカのコンサートホールで演奏。また、サンレモ弦楽四重奏団の第1ヴァイオリン、サンレモ交響楽団のコンサートマスター、ナポリ・サンカルロ劇場のコンサートマスターを務めるなど、ソロ活動以外でも活躍。教師としては、1967年10月から1973年まで、バーリのニコロ・ピッチンニ音楽院で、ニーノ・ロータが院長を務めていた頃までヴァイオリンのクラスを担当していた。弟子には、ナポリで7年間個人的に彼のもとで学んだウト・ウギがいる。「キング・ジョージ」ストラディヴァリウスやパガニーニの「カンノーネ」グァルネリなど、多くの貴重なヴァイオリンを演奏したが、お気に入りの楽器はカミッロ・カミリとアレッサンドロ・ガリアーノだった。弟のチェーザレ・フェラレージもヴァイオリニストとして活躍した。
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Niccolò Paganini, Le Streghe. Aldo Ferraresi, violino
Aldo Ferraresi plays Sibelius, Solemn Melodie Op.77 No.1 (rare video fragment)
Aldo Ferraresi «The Gigli of the Violin» | Deutschlandfunk 15.6.2017 [GER sub ENG] ®