Carolyn Huebl (キャロリン・ヒューブル)
Carolyn Huebl (キャロリン・ヒューブル)。アメリカの女性ヴァイオリニスト。
ミシガン大学でD.M.A.、クリーブランド音楽院で音楽の学士号と修士号を取得。アンドレス・カルデネス、ポール・カントール、ドナルド・ワイラーステインなどに師事。ピッツバーグ交響楽団の第2ヴァイオリン副首席奏者、カーネギーメロン大学ヴァイオリン科の助教授を務めた。現在、ヴァンダービルト大学ブレア音楽院のヴァイオリン教授であり、The Blakemore Trioのバイオリニストでも務めている。ストラド誌では「魅惑的な暖かい音と非常に反応の良い表現力を持っている」と評されている。17歳でデトロイト交響楽団のソリストとして登場して以来、アメリカ国内はもとより、アルゼンチン、カナダ、ヨーロッパでも演奏活動を行っている。また、リサイタルや室内楽奏者としても活躍しており、全米各地のシリーズやフェスティバルに招待されている。また、チェリストのフェリックス・ワン、ピアニストのエイミー・ドルフマンとの「The Blakemore Trio」の創設メンバーでもある。このトリオは、2010年にマーキンホールで行われたニューヨークデビューコンサートを含め、全米の室内楽シリーズに参加。また、ブルーグリフィンレーベルからベートーヴェンとラヴェルのトリオのレコーディングを行った他、同じくブルー・グリフィンにアダム・シェーンベルクの室内楽曲全集、アルバニー・レーベルにスーザン・ボッティの「沈黙の門」なども録音している。スーザン・ボッティ、マイケル・ハーシュ、ポール・オスターフィールド、アダム・シェーンベルクの作品をはじめ、ヴァンダービルト大学で作曲を学んだ学生の作品をスタジオで演奏するなど、現代音楽の解釈に熱心で説得力のある活動を行っている。ピアニストのマーク・ウェイトとともに、アメリカの作曲家マイケル・ハーシュが作曲した「Zwischen Leben und Tod」を世界初演した。ストラヴィンスキーのヴァイオリンとピアノのための作品や、アルフレッド・シュニトケのソナタ全曲などの録音も高く評価されている。現在、グリーン・マウンテン室内楽フェスティバルとマドリン・アイランド室内楽フェスティバルの教授を務めており、これまでにブレバード・ミュージック・センター、インターロッヘンのナショナル・ミュージック・キャンプ、インターマウンテン・スズキ・インスティテュート、キリングトン・ミュージック・フェスティバル、ロッキー・マウンテン・サマー・コンサーバトリーで教えた経験がある。2018年には、夫であるチェリストのフェリックス・ワンとともに、上級高校生を対象としたカルテットプログラム「Hilton Head Chamber Music Institute(HHCMI)」を設立した。
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