Catherine Manoukian (カテリーナ・マヌーキアン)
ヴァイオリニスト
Catherine Manoukian (カテリーナ・マヌーキアン)。カナダの女性ヴァイオリニスト。1981年6月2日生まれ。
トロント生まれ。両親はプロのヴァイオリニストで、ブリュッセル王立音楽院で出会い、父はカルロ・ヴァン・ネストに、母はアルトゥール・グリュミオーに師事した。12歳のときにカナダ音楽コンクールで大賞を受賞してプロとしてのキャリアをスタートさせた。同年、バンクーバー交響楽団でパガニーニのヴァイオリン協奏曲第1番を演奏し、オーケストラ・デビューを果たした。以来、CBCラジオ管弦楽団、カルガリー・フィルハーモニー管弦楽団、ボストン・ポップス・オーケストラ、イスタンブール国立交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、大阪センチュリー交響楽団、アルメニア・フィルハーモニー管弦楽団など、北米や海外の主要なオーケストラと共演し、マリオ・ベルナルディ、ユッカ・ペッカ・サラステ、キース・ロックハート、ロイ・グッドマン、ピーター・ウンジャン、西本智実、キム・セイキョウ、エドゥアルド・トプシャン、ヨナス・アルバーなどの指揮者と共演している。ニューヨーク、ワシントンD.C.、ボストン、ロサンゼルス、トロント、パリ、東京、大阪などで演奏し、室内楽奏者としてアスペン、カラムーア、ニューポート国際音楽祭にも出演している。10代の頃にはショパンの曲をヴァイオリンのためにトランスクリプションしたCDを録音している。音楽学校には通わず、ニューヨークのドロシー・ディレイやトロントの両親のもとで個人的にヴァイオリンの訓練を受けた。また、和声や室内楽など、音楽の核となる部分についても独自にレッスンを受けていた。トロント大学で優等学士号を取得し、大学院では哲学（認識論や心の哲学など）を専攻。現在は、トロント大学の哲学の博士課程をサバティカルで受講している。指揮者のステファン・ソリョムと結婚し、スウェーデンで暮らしている。
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