Igor Gruppman (イゴール・グルップマン)
ヴァイオリニスト
Igor Gruppman (イゴール・グルップマン)。ウクライナの男性ヴァイオリニスト。1956年7月4日生まれ。
ウクライナのキエフの出身。モスクワ音楽院を卒業し、レオニード・コーガン、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチに師事した。また、ロサンゼルスのUSC音楽院でヤッシャ・ハイフェッツに師事した。1979年、家族とともに米国に移住。モスクワ中央音楽学校とモスクワ音楽院で知り合ったヴェスナ・ステファノヴィッチ＝グルップマンと渡米して間もなく、結婚した。1988年から1995年まで、サンディエゴ交響楽団のコンサートマスターを務めた。また、1995年から1998年までロンドン交響楽団のコンサートマスターを務めた。1997年から2003年までフロリダ・フィルハーモニー管弦楽団のアソシエイト・コンダクターを務めた。1993年、マルコム・アーノルドの2つのヴァイオリンのための協奏曲の録音でグラミー賞を受賞した。1997年までカリフォルニア州サンディエゴに夫妻で住んでいた。1997年から2003年まで、グリュップマンと妻のヴェスナ・ステファノヴィッチ＝グリュップマンはブリガム・ヤング大学で教鞭をとった。1997年にはロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団のゲスト・コンサートマスターを務めた。2003年には、遠隔学習技術を利用して世界中の学生を教えることを目的とした「グルップマン国際音楽研究所」も設立した。2003年からユタ州ソルトレイクシティのテンプルスクエア管弦楽団の首席指揮者を務め、2004年からは、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスターを務めている。現在、ロッテルダム音楽院（Codarts）の教授、ロッテルダム・フィルハーモニック・オーケストラのコンサートマスターも務めている。2009年5月、ヴァレリー・ゲルギエフによって、新たに結成されたマリインスキー・ストラディヴァリー・オーケストラの音楽監督に任命された。
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