Irina Simon-Renes (イリーナ・サイモン=レネス)
Irina Simon-Renes (イリーナ・サイモン=レネス)。ルーマニアの女性ヴァイオリニスト。
ベルリンでトーマス・ツェートマイル、クリストフ・ポッペン、アンティエ・ヴァイトハースに師事した。1998年にベルリン・シュターツカペレ・アカデミーでオーケストラ奏者としてのキャリアを開始した。ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団の第2ヴァイオリン首席奏者としてデビュー。2001年から2010年まで、ミュンヘンのバイエルン放送交響楽団で第2ヴァイオリン首席奏者を務めた。2010年からは、ワッセナー国際室内楽フェスティバルの芸術監督を務めている。2012年には、音楽教育への取り組みが評価され、第1回ワッセナー文化賞を受賞した。マーラー室内管、バイエルン州立管、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、オランダ放送フィル、スコットランド室内管などのオーケストラと定期的にゲストリーダー、ゲスト首席奏者として共演している。2013年にはクラウディオ・アバド指揮の名門ルツェルン祝祭管弦楽団のメンバーとなった。リサ・バティアシヴィリ、フランソワ・ルルー&フレンズとともに、2014年にアムステルダムの有名なプリンセングラハトコンサートに出演した。2020年、ルーマニア大統領より芸術騎士勲章を授与された。
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