John Blake, Jr. (ジョン・ブレイク ジュニア)
John Blake, Jr. (ジョン・ブレイク ジュニア)。アメリカの男性ヴァイオリニスト。1947年7月3日生まれ。2014年8月15日没。
アメリカ合衆国ペンシルベニア州サウス・フィラデルフィア出身ののジャズ・ヴァイオリニスト。フィラデルフィア市の公立学校とセトルメント・ミュージック・スクールでヴァイオリンを学び始めた。ウェストバージニア大学を卒業後、スイスのモントルーにある高等研究所の大学院で学び、東インド音楽の研究のための助成金を得た。カルテットでの演奏や、コンサートやスタジオ・セッションでのゲスト・ソリストとしての活動に加え、作曲、編曲、プロデューサーとしても活躍した。スズキ・メソードの教育者であるジョディ・ハーモンと共同で、世界中で使用されている初級ストリングスジャズのメソッドブックとCDの決定版「J.I.M.E.」を執筆した。全米各地の大学で講義を行った、フィラデルフィア芸術大学とニューヨークのマンハッタン音楽学校の教授を務め、ボストンのバークリー音楽大学でもゲスト講師を務めた。2004年には、イーストテネシー州立大学の冬学期のバスラー・チェア・オブ・エクセレンスに任命され、同年、チェンバーミュージック・アメリカ・ジャズコンポーザー・グラントを受賞した。グローバー・ワシントン・ジュニア(1970年代後半)やマッコイ・タイナー(1980年代前半)が率いるグループのサイドマンとして活躍したほか、自身のグループも率いていた。1984年には、リーダー兼作曲家としてのレコーディング・デビュー作『Maiden Dance』をグラマヴィジョン・レコードからリリース。1992年には、グローバー・ワシントンとともに、ジョー・フォード、チャールズ・ファンブロー、ベン・ライリー、オマー・ヒル、ジョーイ・カルデラッツォが参加した6枚目のアルバム「Quest」をサニーサイド・レコードからリリースしている。2014年8月15日、多発性骨髄腫の合併症により死去。
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