Katrina Lee (カトリーナ・リー)
Katrina Lee (カトリーナ・リー)。イギリスの女性ヴァイオリニスト。
ヨークシャー出身。故スティーブン・ベル氏の支援からヴァイオリンを始めた。スコットランド王立音楽院でアンドレア・ガイッチ教授の指導の下、一級優等学位と音楽修士号を取得。ヒルダ・ベイリー賞、イアン・D・ワット賞、ガバナーズ弦楽器賞、ロバート・ハイゲート奨学金、ガバナーズ室内楽賞、ミュージシャンズ・カンパニー・ゴールドマン賞、スコティッシュ・アンサンブル・ヤング・アーティスト賞などを獲得。歴史的に見過ごされてきた作曲家たち、そして制度的な疎外によってあまり耳にされてこなかった作曲家たちの作品に注目し、デルフィアン・レコードより2025年3月にリリースされたデビュー・ソロ・アルバム『Chronicles for Solo Violin』では、エリザベス・マコンチー、ソフィー・カルメン・エックハルト=グラマテ、サリー・ビーミッシュといったあまり知られていない作品に焦点を当てている。このアルバムは、BBCミュージック・マガジンから権威ある5つ星の評価を受けたほか、ストラッド誌やグラモフォン誌でも批評家から高い評価を得ている。室内アンサンブルであるエスコシア・デュオ(ヴァイオリンとクラシックギター)とリー=ホーヴァース・デュオ(ヴァイオリンとピアノ)において、英国内外の聴衆に新鮮で刺激的なプログラムを提供している。オーロラ管弦楽団、BBCスコットランド交響楽団、スコットランド室内管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、BBCフィルハーモニー管弦楽団、スコティッシュ・アンサンブルなど、英国のトップクラスのオーケストラやアンサンブルと幅広く共演している。ツヨーロッパ、アジア、南米各地で演奏ツアーを行ってきた。スコットランド王立音楽院の弦楽器科講師も務めている。スコットランド国立ユースオーケストラやベネデッティ財団のユースミュージックプログラムを通じて、数多くの若い音楽家を指導し、様々なユースオーケストラコースでも指導を行っている。
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