Louis Kaufman (ルイス・カウフマン)
Louis Kaufman (ルイス・カウフマン)。アメリカの男性ヴァイオリニスト。1905年5月10日生まれ。1994年2月9日没。
1947年に録音した「四季」でアントニオ・ヴィヴァルディの演奏で知られ、1950年にはグランプリ・ディスクを受賞、2002年にはグラミー賞の殿堂入りを果たし、2003年には米国議会図書館のナショナル・レコーディング・レジストリーに選出された。オレゴン州ポートランド生まれ。両親はルーマニア系ユダヤ人。モード・パウエルとエフレム・ジンバリストの勧めもあり、13歳からニューヨークのインスティテュート・オブ・ミュージカル・アート(現在のジュリアード音楽院)でフランツ・クナイゼルに師事。1926年から1933年までミュージカル・アート・カルテットでヴィオラを演奏。1928年、ナウムブルク賞の後援のもとニューヨークのタウン・ホールでのソロ・リサイタル・デビュー。その後、パブロ・カザルス、ミッシャ・エルマン、ヤッシャ・ハイフェッツ、フリッツ・クライスラー、グレゴール・ピアティゴルスキー、エフレム・ジンバリスト、アルフレード・ロッシらと室内楽を共演。15分間のラジオ・リサイタルを行った後、エルンスト・ルビッチ監督の映画『メリー・ウィドウ』のサウンドトラックの演奏を依頼された。この演奏がきっかけで、『カサブランカ』、『風と共に去りぬ』、『アンネの日記』、『ワザリング・ハイツ』、『怒りの葡萄』、『スパルタカス』などの名作を含むハリウッド映画のサウンドトラックを演奏するようになった。映画のためのソロ演奏は400回、コンサートマスターは数百回にのぼると言われている。また、アーロン・コープランド、ダリウス・ミヨー、ボフスラフ・マルティヌーなど20世紀の著名な作曲家の作品を数多く初演し、サミュエル・バーバーのヴァイオリン協奏曲の初録音も行った。妻でピアニストのアネット・カウフマン(旧姓ライボール)と数多く共演。夫妻は2000年、レナード・バーンスタイン、ヤッシャ・ハイフェッツなど著名人の遺品を含む大規模な個人文書コレクションを米国議会図書館に寄贈した。また、ナショナル・ギャラリー・オブ・アートとシラキュース大学に大規模な美術コレクションを寄贈した。88歳でカリフォルニア州ロサンゼルスにて死去。
"ルイス・カウフマン"のおすすめCD、MP3をAmazonで購入
"ルイス・カウフマン"のおすすめYoutubeビデオ
Louis Kaufman - Khachaturian: Violin Concerto in D minor
Louis Kaufman & Otto Ackermann: Mendelssohn: Violin Concerto in E minor, Op. 64 (R.July 1952)
Violin Sonata No. 1 in A Minor, B. 42: II. Molto quieto
Louis Kaufman & Walter Goehr: Barber: Violin Concerto (1st recording Luzern 1951)
Louis Kaufman plays Achron's Stimmung
Louis Kaufman: Vivaldi: The 4 Seasons, Violin Concerto RV253, 180 & 242 (R.1947-’50)
Louis Kaufman & Paul Ulanowsky: Dvořák, Tchaikovsky, Drdla, Kreisler, Massenet & more (R.1952)
Louis Kaufman - Saint-Saëns: Violin Concerto #3 (entire)
Louis Kaufman plays the Londonderry Air (arranged by Kreisler)
Louis Kaufman - Barber Violin Concerto mvt 2
Londonderry Air (arr. F. Kreisler)