Maria Bachmann (マリア・バックマン)
Maria Bachmann (マリア・バックマン)。アメリカの女性ヴァイオリニスト。
フィラデルフィアのカーティス音楽院でイヴァン・ガラミアン、ガラミアン亡き後はシモン・ゴールドバーグに師事。ウィーンで開催されたフリッツ・クライスラー国際ヴァイオリン・コンクールで最優秀賞を受賞した後、1987年にニューヨークのタウンホールでプロデビューを果たした。以来、アメリカ、ヨーロッパ、アジアの各地で、コンサートやリサイタルホールで活躍している。ジョージ・ロクベリ、レオン・キルヒナー、アルバート・グリンスキー、ポール・モラヴェックなどの作品をはじめ、多くの新しい作品を初演を行っている。1993年のBMGへのデビュー録音では、20世紀の作品(最も古い作品は1941年にメシアンが作曲したもの)を、ピアニストのジョン・クリボノフとのコラボレーションで演奏している。ベートーヴェンとメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を収録したアルバムは高い評価を得ている。彼女のために作曲されたフィリップ・グラスの「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ」(2008年)の世界初録音をOMMレーベルで収録した。2010年には、モラヴェックのヴァイオリン協奏曲を世界初演、2011年には、フィリップ・グラスのヴァイオリンとピアノのためのソナタを初録音した。室内楽では、1993年にバックマン・クリボノフ・フリッドマン・ピアノ・トリオを結成し、ニューヨークのWQXR-FMのレジデント・アンサンブルとして数年間活躍した。2001年、トリオはバックマン、クリボノフ、チェロのアレクシス・ピア・ゲルラッハからなるトリオ・ソリスティとして活動を継続している。テルライド音楽祭の芸術監督も務めている。
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