Mela Tenenbaum (メラ・テネンバウム)
ヴァイオリニスト
Mela Tenenbaum (メラ・テネンバウム)。ウクライナの女性ヴァイオリニスト。
ヴィオラ、ヴィオラ・ダモーレ(バロック時代、特に17世紀の終わりから18世紀の前半に用いられた、6ないし7弦の演奏弦と同数の共鳴弦を持つ弦楽器)の奏者でもある。キエフ音楽院で音楽を学び、修士号を取得。1979年からキエフ室内管弦楽団、キエフ・フィルハーモニー管弦楽団と共演。また、ウクライナ作曲家連合が支援する室内楽団「ペルペトゥーム・モバイル」のソリスト、コンサートマスターを務めた。ドミトリー・クレバノフなどの作曲家に影響を与え、クレバノフは、テネンバウムのためにヴィオラ協奏曲や、ソプラノ、ヴィオラ・ダモーレ、13人の混合アンサンブルのための『Japanese Silhouettes』などを作曲している。1993年よりリチャード・カップが創設・指揮する室内オーケストラ「フィルハーモニア・ビルトゥオージ」のコンサートマスターを務める。1992年からは、ベッドフォード長老教会で行われるコミュニティコーラスThe Master Singers of Westchesterの合唱コンサートでコンサートマスターを務め、2003年にはバッハのロ短調ミサ曲、2007年にはモーツァルトのハ短調大ミサ曲などを演奏。キリントン音楽祭の講師を務める他、メトロポリタン美術館やスミソニアン博物館で講義を行っている。バッハのソナタとパルティータ、ロカテッリのヴァイオリン作品、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲などを録音している。また、夫アレクサンダーが第2ヴァイオリンを担当したヴィヴァルディの4つのヴァイオリンのための協奏曲 変ロ調RV 553を録音している。1995年にはピアニストのアントン・ネルとクイーン・エリザベス2号で演奏した曲を「QE2でのティータイム」と題して録音している。ヴィオラ・リサイタルでは、カッペと共演し、ショーソンの「アルトとピアノのためのピース」作品39とアンリ・ヴュースタン「パガニーニへのオマージュ」作品9のカプリースというトランスクリプションとオリジナル曲の録音を行っている。1997年には、ソプラノ歌手ナタリア・ビオロと、フィルハーモニア・ビルトゥオージ指揮で、クレバノフのヴィオラ協奏曲と「歌曲とヴィオラ・ダモーレ協奏曲というユニークな組み合わせ」の『Japanese Silhouettesト』を録音した。
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Schön Rosmarin
Allemande: Partita No. 1, BWV 1002
Menuet (Attr. Porpora)
Rondo: Beethoven Violin Concerto III
Mazurka in A Minor, Op. 67 No. 4
Allemanda: JS Bach- Parita No. 2 in D Minor BWV 1004
Presto: Sonata No. 1, BWV 1001
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