Motoko Mito (三戸素子)

ヴァイオリニスト 日本 (Japan)

Motoko Mito (三戸素子)。日本の女性ヴァイオリニスト。

桐朋学園大学卒業後、1981年渡欧。スイス・ヴィンタートゥール音楽院を経てザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学卒業。篠崎功子、中山朋子、A.P.シュトゥッキ、H.ツェートマイヤー、塩川悠子に師事。ナタン・ミルシュタイン、フランツ・サモヒル、ゲルハルト・シュルツ、メナヘム・プレスラー、アマデウス弦楽四重奏団他のマスタークラスに参加。在学中に「ザルツブルク国際モーツァルト週間」でソリストとしてデビュー。以来、ヨーロッパ全域の音楽祭や音楽協会主催のリサイタル等で演奏している。E.フリーザー、B.ザコトニック、K.ヴェーナー、S.モェラー、T.レーベンスクロフトらピアニストと共演。またハンマーフリューゲルとのモーツァルトのソナタ全曲、ブラームス及びベートーヴェンのソナタ全曲、近年はフランスの作品に取り組んでいる。室内楽では現在自由学園明日館にて「ベートーヴェン後期&バルトーク弦楽四重奏曲」のシリーズで演奏を行っている。これまで「ザルツブルク弦楽四重奏団」を経て、1987年に結成した「サンクト・フローリアン三重奏団」でNYカーネギーホールをはじめヨーロッパ、北米、アフリカ諸国で演奏している。日本国内の演奏家を中心とするグループ「クライネス・コンツェルトハウス」を主宰、二重奏・弦楽四重奏・八重奏・弦楽合奏団・室内管弦楽団と意欲的なプログラムを展開している。また、クライネス・コンツェルトハウス管弦楽団ではコンサートマスターを務めている。毎日新聞主催全日本学生コンクール審査員、後進の指導にもあたっている。

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