Nadja Salerno-Sonnenberg (ナージャ・サレルノ=ソネンバーグ)
Nadja Salerno-Sonnenberg (ナージャ・サレルノ=ソネンバーグ)。イタリアの女性ヴァイオリニスト。1961年1月10日生まれ。
ローマ出身。8歳の時にアメリカに渡りカーティス音楽院でイヴァン・ガラミアン、ジュリアード音楽院でドロシー・ディレイに師事。1981年、ウォルター・W・ナウムブルク国際ヴァイオリン・コンクールで史上最年少入賞。1983年にエイヴリー・フィッシャー助成金を受け、1999年にはエイヴリー・フィッシャー賞を受賞。1999年5月、ニューメキシコ州立大学から同大学初の名誉学位である音楽芸術学修士号を授与された。また、パオラ・ディ・フローリオ監督のドキュメンタリー映画『Speaking in Strings』は2000年のアカデミー賞にノミネートされた。1994年、友人や家族のためにクリスマスディナーの準備をしているときに左手小指に大怪我をしてしまった。指先は外科手術で再接続され、回復には6ヶ月を要した。その間、3本の指だけで演奏できるように作曲を直し、演奏活動を続けた。2003年、ミネソタ州セントポールで、アサド兄弟、セントポール室内管弦楽団とともに、ヴァイオリン、ギター2本、オーケストラのための作品、セルジオ・アサドの三重協奏曲を世界初演。2009年には、サレルノ=ソネンバーグ、アサド兄弟、サンパウロ州立管弦楽団とともに『オリジニス』を録音した。2005年には、自身のレーベルであるNSS Musicも設立。世界中のオーケストラと共演し、ホワイトハウスでも演奏した。マンディ・パティンキン、ジョー・ジャクソン、マーク・オコナーなどの人気アーティストと共演している。2008年、3年契約で新世紀室内管弦楽団の音楽監督に抜擢された。2015年、ロヨラ大学ニューオーリンズにレジデンス・アーティストとして参加することになった。ボルチモア交響楽団、アトランタ交響楽団、シアトル交響楽団など様々な交響楽団と共演を続け、ウルフトラップなどのフェスティバルにも参加している。
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Together: Nadja Salerno-Sonnenberg & The New Century Chamber Orchestra
Nadja Salerno-Sonnenberg with The Loyola Chamber Orchestra 11-5-2016
Nadja Salerno-Sonnenberg Violin Masterclass 1/14/2015
Rachmaninoff - Vocalise performed by Nadja Salerno-Sonnenberg
Nadja Salerno-Sonnenberg Plays Mendelssohn's Violin Concerto on the Tonight Show
Nadja Salerno-Sonnenberg and The Philadelphia Orchestra
Eileen Ivers, Nadja Salerno Sonnenberg, Regina Carter 2002