Rainer Kussmaul (ライナー・クスマウル)
Rainer Kussmaul (ライナー・クスマウル)。ドイツの男性ヴァイオリニスト。1946年6月3日生まれ。2017年3月27日没。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の第一コンサートマスターを5年間務めたほか、フライブルク音楽大学で教鞭をとり、世界各地でマスタークラスを開催するなど、ヴァイオリン教授としても活躍した。シュリースハイムに生まれた。全員が音楽家になった3人兄弟の次男で、兄のユルゲンはヴァイオリニスト兼指揮者、弟のウォルフガングはシュトゥットガルト室内管弦楽団のコンサートマスターを務めている。シュトゥットガルトでリカルド・オドノポソフに師事し、1968年にシュトゥットガルト・ピアノ・トリオを結成し、クスマウル、チェロのクラウス・カングイサー、ピアニストのモニカ・レオンハルトの3人で活動していた。1977年にはフライブルク音楽大学のヴァイオリン科に入学し、バロック・ヴァイオリンを専門としたが、教え子の中にはフライブルク・バロック・オーケストラを設立した者もいる。1993年にフライブルクを退団し、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の第一コンサートマスターに就任してから5年間は、同楽団のメンバーとともに17~18世紀の室内楽を演奏する「ベルリン・バロック・ソロイスツ」の設立に携わった。2005年にはバッハのカンタータを収録したディスクでグラミー賞を、テレマンの協奏曲を収録したディスクでエコー・クラシック賞を2度受賞している。1998年にフライブルクに戻った後も、引き続き芸術監督を務めている。1724年製のアントニオ・ストラディヴァリと1692年製のアンドレア・グァルネリの両方のヴァイオリンで演奏している。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の理事であるウルリッヒ・クネルツァーは、クスマウルを「クラウディオ・アバド時代に最も影響力のある音楽家の一人」と称した。
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