Shmuel Ashkenasi (シュムエル・アシュケナジ -)
Shmuel Ashkenasi (シュムエル・アシュケナジ -)。イスラエルの男性ヴァイオリニスト。1941年1月11日生まれ。
テルアビブで生まれ、テルアビブ音楽アカデミーで、ピンカス・ズーカーマンやシュロモ・ミンツらを育てた伝説の教育者イロナ・フェヘールに師事してヴァイオリンを始めた。幼少のころに渡米し、ペンシルベニア州フィラデルフィアのカーティス音楽院でエフレム・ジンバリストに師事した。1961年にヤング・コンサート・アーティスト国際オーディションで優勝し、1962年にはモスクワのチャイコフスキー・コンクールで第2位を獲得、ワシントンDCのメリウェザー・ポスト・コンクール、ベルギーのエリザベート王妃音楽コンクールで入賞した。ソリストとしてソ連を2度訪問したほか、ヨーロッパ、イスラエル、極東でコンサートを開催した。これまでに、フィラデルフィア管弦楽団、ボストン交響楽団、シカゴ交響楽団、ナショナル交響楽団、ロサンゼルス・フィルハーモニック、アトランタ交響楽団、ウィーン交響楽団、ロイヤル・フィルハーモニックなどのアメリカのオーケストラや、ベルリン、ハンブルク、ミュンヘン、チューリッヒ、ロッテルダム、ジュネーブ、ストックホルムなどのオーケストラと共演している。ソロ録音としては、ウィーン交響楽団とのパガニーニ・ヴァイオリン協奏曲第1番、第2番、ベートーヴェンの2つのロマンス、モーツァルト・イ長調協奏曲などがある。1969年、北イリノイ大学音楽学部のスタン・バリンジャー教授のもとフェルメール・カルテットを結成し、第1ヴァイオリン奏者として活躍した。フェルメール弦楽四重奏団は、北イリノイ大学と英国マンチェスターの王立北音楽院でレジデンスを行った。ベートーヴェン、バルトーク、ブラームス、ドヴォルザーク、ハイドン、シューベルト、シュニトケ、チャイコフスキー、ヴェルディなどの作品を録音し、グラミー賞にノミネートされた「キリストの最後の言葉」などがある。バード大学音楽院、ルーズベルト大学シカゴ校、カーティス音楽院でヴァイオリン科の教授を務め、ヴィヴィアン・ハグナー、グウェンドリン・マシン、ジョセップ・コロメ、ゲルハルト・シュルツなどの生徒を輩出している。
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