Triin Ruubel (トリイン・ルウベル)
ヴァイオリニスト
Triin Ruubel (トリイン・ルウベル)。エストニアの女性ヴァイオリニスト。1988年10月12日生まれ。
ソリストや室内楽奏者としてヨーロッパ各地で演奏活動を行っている。2015年4月よりエストニア国立交響楽団のコンサートマスターを務めている。エストニアの首都タリンの音楽一家に生まれ、6歳で初めてヴァイオリンのレッスンを受け、タリン音楽高校に入学。ドイツ・ロストック音楽演劇大学にて、ペトル・ムンテアヌ教授のもとでアーティスト・ディプロマを取得した。これまでに、リガ・シンフォニエッタ、ボルツァーノ・ハイドン管弦楽団、エストニア国立交響楽団、イル・ド・フランス管弦楽団、フィルハーモニア・オブ・ザ・ネーション、タリン室内オーケストラ、ヴォルポメルン交響楽団、ロストック北ドイツ交響楽団とソリストとして共演し、ネーメ・ヤルヴィ、パーヴォ・ヤルヴィ、アルヴォ・ボルメ、ユスタス・フランツといった指揮者の下で活躍している。現代音楽では、ヴォルフガング・リーム、ペーター・ルジッカ、エルキ＝スヴェン・テュール、イェルク・ウィドマンらの作品を演奏している。ブレーメン・ドイツ交響楽団やフランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団にゲスト・コンサートマスターとして出演している。教育にも熱心で、2015年9月よりエストニア音楽演劇アカデミー、パルヌ音楽祭のヤルヴィ・アカデミーで定期的に教鞭をとっている。2020年、エストニア国立交響楽団と指揮者ネーメ・ヤルヴィとの共演でエドワード・エルガーのヴァイオリン協奏曲を収録したデビューCDをリリース。
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