Yamen Saadi (ヤメン・サーディ)
ヴァイオリニスト
Yamen Saadi (ヤメン・サーディ)。イスラエルの男性ヴァイオリニスト。1997年生まれ。
イスラエルのナザレ出身。ナザレのバレンボイム・サイード音楽院でヴァイオリンを学び始め、その後、著名なイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートマスター、チャイム・タウブの指導を受けた。バレンボイム・サイード・アカデミーで学士号を取得し、現在はクロンベルク・アカデミーでミハエラ・マルティンの下で学んだ。2008年、11歳でダニエル・バレンボイム指揮のウェスト・イースタン・ディヴァン管弦楽団に入団し、2014年には同楽団のコンサートマスターに就任。ポール・ベン・ハイム・コンクールで第1位、クレルモン・コンクールで第2位、アヴィヴ・コンクールで第1位、プリンツ・フォン・ヘッセン賞を受賞。11歳の時、ハイファ交響楽団と共演して最初のソロ・コンサートを行った。これまでにハイファ管弦楽団、ガリラヤ室内管弦楽団、ハーバード・オーケストラ、ネタニヤ・キブツ・オーケストラ、エルサレム・オーケストラ、イスラエル室内オーケストラ、バレンシア・オーケストラとソリストとして共演している。 また、ローランセック音楽祭、グラッヘン音楽祭、ハンブルク室内楽祭、ゴットランド音楽祭、クファール・ブルム音楽祭、エルサレム音楽祭など多くの音楽祭に参加し、ダニエル・バレンボイム、ガイ・ブラウンシュタイン、アミハイ・グロシュ、アリサ・ワイラースタイン、セルゲイ・クリロフなどの著名ミュージシャンと共演している。ヤメンは2016年からピエール・ブーレーズ・アンサンブルの一員、2017年からMusethicaのメンバーとしても活躍している。4人の音楽家と共に、主にオランダでデュオ、トリオ、カルテットなど、可能な限りのセッティングで演奏するピアノ五重奏アンサンブルキャンティ・アンサンブルを結成。
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